2013年9月18日水曜日

NISAはインデックス投資の暴落時リレー投資先としてどうか?

日本版ISA(NISA)は得られる非課税枠より奪われる非課税枠の方が大きくなる可能性もあるで書いた通り、非課税メリットを得るためにはできるだけ相場低迷時にインする必要があります。

どのくらい下がれば買いなのか?というのは人それぞれですし、何の基準もなく思い切ってエイヤッというのも難しいですね。

そこで思いついたのが、毎月インデックスファンドを積立購入している人、いわゆるインデックス投資家が、リレー投資の手段として使うというのはどうでしょう?


例えば、新興国株式インデックスファンドを毎月積立購入して計120万円保有している人。暴落で評価額が100万円になっているとします。このファンドを売却して同指数に連動する海外ETF(例えばVWO)にリレー投資するメリットは以下の5つ。

1.特定口座で譲渡損20万円 
2.NISA口座で非課税メリットを生かせる安値からのイン 
3.ETFの分配金が非課税に  
4.信託報酬の低コスト化
5.取引手数料無料

1について
損失確定は今後の納税義務を回避するのに使えるのでメリットです。向こう3年間有効。要確定申告。

2について
さらに下がるかどうかは気になるところですが。

3について
投資信託と違い、ETFは構造上分配金を出してしまいます。ここに課税されるのがETFのデメリットのひとつでしたが、NISAではこれが非課税に。

2013年12月12日追記
NISA口座では外国税額控除が使えないためメリット3は誤り。NISA口座でも特定口座でも、分配金には海外の税率で課税される。後者では外国税額控除により国内の税金は取り戻せる。


4について
一般に、投資信託の信託報酬>ETFの信託報酬ですね。例えばeMAXIS新興国株式インデックスは0.63%ですが、VWOは0.18%です。

5について
手数料が高額なのが海外ETFのデメリットのひとつでしたが、NISA口座では各社手数料の無料化合戦。「2014年のみ無料」と謳っている証券会社が多い中、松井証券のように「恒久無料」のところも。


以上です。

「暴落なんていつ来るかわからない」というのは確かにそうですが、それならNISAを使わなければいいだけ。目的は資産を殖やすことであり、NISAを使いこなすことではありません。手段が目的化することのないように。


いつ使うかわからないNISAのためだけに新規口座開設も面倒ですし、資金の移しやすさを考えて私はSBI証券にする予定です。2015年以降も海外EFTの手数料無料を継続してくれると信じています。




インデックス投資家でリレー投資を実行していない人、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

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