2014年3月17日月曜日

「夫が死んだら1億ほしい」の愚


主婦の人に「旦那さんが死んだら生命保険金いくら欲しいですか?」と聞いてみると、よくある答えが「1億円」です。

女性の常として特に数字に根拠はないみたいですが、「会社員の生涯賃金は数億円」というのが根拠になっているような気がします。

が、これは大間違いです。

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1.毎月の保険料が高額になる


ライフネット生命にて試算してみると、30歳で保険金3000万円なら月3,484円のところ、1億円なら月11,030円かかります。差額は7,546円、年間にして90,552円にもなります。

旧来型の大手保険会社だともっと高額になるでしょう。

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2.「夫に死んでほしい」というインセンティブが働く


何の備えもなく夫が死ぬと遺族の生活は破綻しますが、逆に十分すぎる備えは

夫が今後得る可処分所得合計 − 夫が存在することによる妻の労力やストレス < 夫が死んだときの保険金

こうなります。これは「早く死ね」という意味ですね。



3.それでも1億ほしければこづかいで


独身者や子なし夫婦に保険は不要で書いた通り、本来保険は「起こる確率は低いが損害が大きいから」と加入するものだし、額にしてせいぜい数千万円で足ります。

「もし夫が死んだら(たぶん死なないんだろうけど)、私もう一生働きたくないの!」という個人的要望については、個人的資金でもって実現すべきです。つまり妻のこづかいですね。


それでも自分のこづかいでもって1億円の保険への加入をすすめる妻をもつ男性は、早く逃げた方がいいです(笑)

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