2014年4月21日月曜日

顧客、株主、従業員の利益は同時には成立しないトリレンマ


イケメンで、金持ちで、浮気しない男

これは、3つ同時には成立しないトリレンマとして有名ですが、経済におけるトリレンマとして私が思うのは

顧客、株主、従業員の利益は同時には成立しない

です。

それぞれのパターンごとに見ていきましょう。


1.株主と顧客が利益を取る→従業員にしわよせ


いわゆるブラック企業がこれに当たりますね。それなりの収益性を上げながら、かつ低価格で良いサービスを提供できる会社は、たいてい従業員の過剰労働によって成り立っています。

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2.顧客と従業員が利益を取る→株主にしわよせ


低価格で良いサービスを提供し、かつ従業員が過剰労働しない会社は、たいてい株主が泣いています。

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3.従業員と株主が利益を取る→顧客にしわよせ


従業員が過剰労働せず、かつ儲かっている会社は、ぼったくり商品を提供しています。

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善し悪しは表裏一体ですし、貼ってある書籍に特に意味はありません。ただ、「3つ同時には成立しない」という事実は押さえておくべきでしょう。


雇われるなら絶対1は避けるべきですし、できれば2。悪徳じゃなければ3もアリかも。

投資するなら2は避けるべきですし、1は早晩立ち行かなくなるので、やはり3。もちろん悪徳ではなく、付加価値や満足感でもって”ぼったくり”を正当化できている会社がいいですね。

参考リンク:
J-CASTニュース ワタミ社員「裁判傍聴席を占領?」騒動
J-CASTニュース 牛丼「すき家」店舗が次々と『人手不足閉店』



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