2014年6月13日金曜日

キャリアの新料金プランに対してどう行動すべきか


電話番号を捨てることによる弊害の続き。

前回書いた通り、電話番号を完全に捨てるのは得策ではありません。となると取るべき手段は二つ。MVNOに移るか、少しでも対抗手段を講じてキャリアに残るかです。

ということで、3大キャリアとMVNOの料金プラン比較、MVNOに移るメリット/デメリット、キャリアに残るなら取るべき行動について、まとめました。

今更ですが、MVNOとは仮想移動体通信事業者(Mobile Virtual Network Operator;MVNO)の略で、要するにキャリアの電波に間借りして同じ商売をしている業者。通常、キャリアより割安な料金で利用できます。

関連記事:現状最適な通信手段と、端末の入手手段


1.キャリアとMVNOの料金比較


【キャリア】

3キャリアはカルテルを 形成しているので条件は同じです。

基本料:2,700円(2年縛り)
通話料:無料
ISP料金:300円
通信料:5,000円(5GB/月、上限オーバーで128kbps)

合計:8,000円/月

通信が2GB/月でよいなら3,500円なので、合計6,500円/月です。

【MVNO】

選択肢はいくつかありますが、例えばb-mobileのスマホ電話SIMフリーData

基本料:1,560円
通話料:20円/30秒
ISP料金:無料
通信料:無料(200kbpsで使い放題)

合計:1,560円/月

音声通話をほぼ使わない代わりに基本料が安く、通信は最初から速度制限を食らっている感じ。LINEやTwitterなどテキスト用途メインなら問題ないかと。

「いくら使い放題でも200kbpsはちょっと…」という人は1,560円/月の追加料金を払えば3GB/月まで高速通信が可能で、合計3,120円/月。

WiMAX

上限なしがいいならこれ↑と合わせて合計3,446円/月です。


2.MVNOに移るメリット/デメリット


【メリット】
とにかく「安い」これに尽きます。あと、「キャリアに対してNoが言える」ってくらいですかね。

【デメリット】
とにかく「めんどい」これに尽きます。ショップに行って丸投げのキャリアと違い、自分でやることが非常に多い。あと上記例だと、2,700−1,560=1,140円。これ以上通話するならキャリアの方が安くなります。


3.キャリアに残るなら取るべき行動


「キャリアに残る人」とは、「スマホ電話SIMフリーDataを使っても1,140円/月以上の通話料を払う」人のことです。時間にして約30分/月なので該当者はわりと多いかもしれませんね。

問題は通信料。5GB/月で5,000円、2GB/月で3,500円は高いよ。ということでキャリアに残るなら取るべき行動は「通信手段を他で調達すること」です。


ただ、キャリアの通信料が高額な理由は機種代が乗っているからです。例えばキャリアの2GB/月プランとスマホ電話SIMフリーDataの高速データオプションの差額は1,940円ですが、この24ヶ月計は46,560円。だいたいスマホ一台分の価格ですよね。


「端末を2年ごとに買い替え、通信するデバイスはスマホだけ、月に30分以上音声通話する」という人なら、キャリアに残るのはアリ。

「端末の買い替え時期をコントロールしたい、通信するデバイスは複数、電話使わない」という人なら、MVNOにMNPしてSIMフリースマホなり白ロムなりを使った方がいいかもね。



もちろん「MNPで機種代一括0円」が可能なら事情は変わります。契約更新のタイミングで、どう行動するのがベストか市場動向を見て判断しましょう。


通話定額だからと電話をかけまくる社会がこないことを祈ります。

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