2014年9月3日水曜日

ゲーム理論から読み解く 「太った?」と聞いてくる女性に、きちんと「太ったよ」と伝えた方がいい理由


「私、太ったかな?」こう聞かれて戦慄する男性は多いことと思います。

はっきり「うん、太ったね」と伝えた方がいいのか、それとも「う〜ん、そんなことないんじゃないかな」とお茶を濁す方がいいのか。

人それぞれですし、状況や関係性にもよりますが、私は正直に言うことをオススメします。その理由をゲーム理論を用いて解説。


男のカードは「太った」と「太ってない」
女のカードは「好き(ダイエットする)」と「嫌い(ダイエットしない)」

とします。結果は4パターンありますよね。

男が「太った」と伝え、女が「好き(ダイエットする)」場合を1
男が「太った」と伝え、女が「嫌い(ダイエットしない)」場合を2
男が「太ってない」と伝え、女が「好き(ダイエットする)」場合を3
男が「太ってない」と伝え、女が「嫌い(ダイエットしない)」場合を4



まず1
男:正直に伝えてスッキリし、女はダイエットを頑張るので利得は10
女:ダイエットに励みがつき、はっきり言ってくれた男に感謝で利得は10

次に2
男:正直に伝え、デブに嫌われてもダメージはないので利得は0
女:痩せられない上に、気分の悪いことを言われたと感じて利得は-5

次に3
男:正直に伝えられずモヤるが、女はダイエットを頑張るので利得は5
女:ダイエットをするが、男がはっきり言ってくれなかったので利得は5

最後に4
男:気を使ったのにデブに嫌われ、気分が悪いので利得は-5
女:ダイエットを頑張る機会を得られず、気分の悪いことも言われず利得は0


これを表にするとこうなります。


さて、男がどう行動するかですが、まず女が「好き(ダイエットする)」カードを切ると仮定すると、男が得る利得は以下の通り。


10と5なので、利得が大きい「太った」カードを切るのが得策です。

女が「嫌い(ダイエットしない)」カードを切ると仮定すると、男が得る利得は以下の通り。


0と-5なので、利得が大きい「太った」カードを切るのが得策です。


つまり「女がどちらのカードを切ってこようが、「太った」カードを切るのが男にとって最適戦略である」と言えます。


半ば無理やりに条件設定しましたが、このようにして「牛丼屋や弁当屋はなぜ値下げ合戦に巻き込まれてしまうのか?」や「プロポーズはする方がいいのか待つ方がいいのか?」などの問題を、ゲーム理論で読み解くのが以下書籍。


ある状況を読み解き事を有利に運ぶにあたって、ゲーム理論は便利です。例えば、マフィアはなぜ自白しないのか?→ゲームがこうなっているから→このようにルールを変えよう、のくだりはなかなか面白い。オススメですよ。


ちなみに、女性に「太った」と伝えることでトップの画像のような事態になれば利得0では済まないので注意してください(^^;


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