2015年1月5日月曜日

2014年の資産運用報告と反省点


毎年恒例、資産運用報告です。

年平均リターンは修正ディーツ法にて算出。計算式は以下の通り。


当期末時価総額 - 前期末時価総額 - 年間キャッシュフローの合計
―――――――――――――――――――――――――――――――
前期末時価総額 + Σ( CF × CF発生から期末までの月数 / 12 )


ざっくり言うと、追加した資金がポートフォリオに帰属していた時間の長さを考慮したリターン算出法です。

また、あくまで「今年のリターン」なので、評価額が元本の+20%だったとしても昨年末も同様に+20%なら「今年のリターン」はほぼゼロになるはず。

ではいきます。


【アクティブ投資】


元本に対する評価損益は+25.86%
修正ディーツ法で算出した年平均リターンは+2.90%


今年は一切売買をしませんでした。持ち株はひたすらホールド。含み益がかなり乗ってきているのに売らなかった自分を褒めてあげたい。

とはいえポートフォリオのメインがいまひとつなパフォーマンスで、全体リターンもいまひとつ。ちょこちょこ入れてる一切運用されていない追加資金もリターンを押し下げているようで。

振り返ってみれば買いチャンスと言えなくもないときもありましたが、もっと安値で拾いたいのでまだまだ待ちます。来年こそは期待できるかも?

あんまり退屈なので何度か(少額で)トレードしましたが損益は簿外にしてある(投下資金の増減として計算)のでリターンにはあまり影響していません。



【インデックス投資】


元本に対する評価損益は+19.08%
修正ディーツ法で算出した年平均リターンは+2.47%

あんなに上げ相場だったのに+2.47%?
口座全体ではある程度まとまった利益を計上しているのに+2.47%?

原因を分析。
リターンにネガティブな要素を挙げると

1.キャッシュ比率が高かった(全額投資していなかった)
2.利益確定によって税金と信託財産留保額を支払った
3.「稲妻が輝く瞬間」に市場にいなかった

まず1
資金をすべて投資するのではなく一定割合を現金で置いておき、下落したときに買い足す作戦でした。仮にファンドが10%上がっても、資金の半分しか投資していなければ全体としては+5%ですし、1/3しか投資していなければ全体としては+3.3%です。

次に2
含み益が見たこともない額になっていたので(かつアベノミクスに懐疑的だったので)一旦利益確定してしまいました。当然ながら利益に対して20%強の税金がかかりますし、eMAXISの方は0.3%の信託財産留保額(要は解約手数料)も。これも当然リターン押し下げ要因となります。

最後に3
昨年はほぼ一本調子で上がり続けましたが、特に上がったのは年の後半でした。そのとき私は利益確定を済ませ、再インするタイミングを図っていましたが、そうこうしているうちに日銀が追加緩和を発表。慌てて全投入しましたが時既に遅し。「稲妻が輝く瞬間」を完全に逃しました。


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また、口座全体の損益がいくら計上されたかは、リターンに影響を及ぼしません。仮に無税だったとして、年末に利益確定しようがしまいが資産評価額は同じであることからもそれがわかると思います。確定した利益額の分だけ、投資信託の取得単価を引き上げ、口数が増えるだけです。



さて、もし年初から全額投資していてかつ利益確定などせずに一切動かしていなければどうなっていたでしょう?

例えば、SMT TOPIXインデックスオープン。

2014年1月6日の基準価額:10,048円
2014年12月30日の基準価額:11,105円(+10.52%

例えば、ニッセイ外国株式インデックスファンド。

2014年1月6日の基準価額:10,343
2014年12月30日の基準価額:12,854(+24.28%


もちろん上げ続けているがゆえの結果ですし、もし暴落が起こっていれば勝敗は逆転していたはず。「下げ相場に最適化されたポートフォリオは、上げ相場で弱い」のは致し方ない。

とはいえ、明らかにインデックス投資家として恥ずべき成績。やり方を間違っているのは明白。


投資とは関係ない(なくもないか?)本を読んでいて、つくづく思いました。



インデックス投資と言いつつアクティブに動かしてしまったことを後悔すると共に、運用ルールを見直そうと思います。「幅のあるリスクアセスメント」と「臨機応変なリスクマネージメント」ですね。また次回改めて書きます。


今年も焦らずたゆまず、資産形成(のための本業)に努めましょう!


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