2016年6月6日月曜日

電気代を節約したいなら待機電力なんて気にするな


まだ梅雨入りすらしていないのに、毎日真夏のような暑さですね。最近ブログが滞りがちな雅です、こんばんは。

暑さから扇風機だのエアコンだのの話になると、当然でてくる”電気代”の話。エアコンと扇風機の使い分けから、照明やテレビのこまめなON/OFF、はては待機電力の話まで。

ちょっと誤解している、ないし見るべきポイントがズレている人が多いようなので、ざっくりと書いておきます。誰かの参考になれば幸いです。


関連記事:洗濯機のお湯取り機能を使ったお風呂の残り湯洗濯って本当にエコなの?


1.待機電力なんて誤差範囲、無視していい


聞いた話で最も「おいおい」と思ったのがコレ。テレビの待機電力を節約するために主電源を落としておく。

どうやらテレビがブラウン管だった時代の名残のようですね。かつてはブラウン管の余熱による待機電力がけっこうバカにならなかったようですが、最近のテレビにその心配は不要。

「でも赤いランプが点いてるじゃん」という意見も聞きましたが、それも含めて年間で数円らしいですよ。


2.着目すべきは”量”


何にでも言えることですが、こういうものは感覚ではいけません。数字を見ましょう。電気代の額は何で決まるか?というと(使った電気量×単価)ですし、使った電気量は(消費電力×使った時間)です。

つまり

電気代(円) = 消費電力(W) × 使った時間(h) × 単価(円/Wh)

ということですね。

ここで単価を変えることは(ほぼ)できないので、必然的に消費電力と時間を減らすことになります。要するに「たくさん電気を使うものの使用時間を減らしましょう」ということですね。

では「たくさん電気を使うもの」って何?という話ですが、家庭の電力シェアをざっくりいうと、「3分の1は冷蔵庫、3分の1はエアコン、3分の1はその他」という構図です。ゆえに冷蔵庫とエアコンを戦略的に運用することが鍵になりますね。


冷蔵庫→冷蔵庫はできるだけスカスカにする。冷却効率がUPして使用電気量が減らせる。逆に冷凍庫はパンパンの方がいい。そして当然ながら開けたらすぐ閉める

エアコン→こまめなON/OFFはNG。起動時に最も電力を使うため、一時間程度の外出ならつけっぱなしの方が良い。一日中つけないorつけっぱなしで。もちろん扇風機(使用電力少)を併用して設定温度は高めに。


あと3分の1はその他全部です。消費電力の多いものに着目して無駄を省いていきましょう。逆に、消費電力の少ないものは無視して構いません。全体の割合で微々たるものをせっせと削っても、大勢に影響はほぼありませんから。医療費削減で薬局を削っても焼け石に水なのと同じです。以下参照。

関連記事:2014年度医療費の内訳から透かし見る医療業界の真の姿


3.消費電力が少ない製品に買い換えるという手も


「買い換えるのはエコじゃない、今あるものを使うのがエコだ」という意見には同意ですが、あくまで「どうすれば節約できるか」を考えるのであれば、買い替えはアリです。

消費電力を落とす常套手段として蛍光灯→LEDの買い替えがあります。


蛍光灯の消費電力は72Wに対し

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LEDの消費電力は36W。なんと半分です。

こういう「一度やればあとは自動」で節約できる手法好きです。ざっくり1〜2年で元が取れる計算。洗濯機のお湯取り機能を使ったお風呂の残り湯洗濯って本当にエコなの?で紹介した、スピードコースでOKな洗剤に変えるだけで節電&節水!と同じ構図ですね。

間違ってもせっせとお風呂の残り湯で洗濯したり、照明をケチって暗い部屋で暮らしたり、待機電力を節約すべくコンセントを抜いたりスイッチをパチパチやったりはしたくないものです。スマートじゃありません。


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