2016年7月21日木曜日

インデックス投資における投資信託の選び方、3つのポイント


最近私の周りでもインデックス投資を始める人が増えてきていて嬉しい限り、雅ですこんばんは。民主党政権のときに勧めて始めた子が最強だろうなー。

インデックス投資をはじめるにあたって、総論としては以前以下の記事を書きましたが、商品の選び方については「どれでもいい」とばかりにまだ書いていなかったので、今日はそのあたりをば。見るべきポイントを3つに絞って書いてみました。

誰かの参考になれば幸いです。


関連記事:インデックス投資ってどうやるの? 口座開設から出口戦略まで


1.低コストである


「安かろう悪かろう」という言葉がありますよね。これは本当にそうだと思うんですが、高い商品と安い商品が別物であるという大前提があっての話。もし同じ商品を買うなら安い方がいいに決まっています。

ある指数(例えば日経平均、MSCIコクサイインデックスなど)に連動を目指すと謳っている投資信託同士は、基本的にはどれも同じものです。ジェネリック医薬品みたいなもので厳密にはまったく同一ではありませんが、同一と期待してほぼ問題ありません。(後述の”乖離率”にて差異を確認すべし。)

それならばできるだけコストは安い方がいいに決まっています。信託報酬1.0%切り当たり前。


2.無分配である


インデックス投資もずいぶん普及してきた感のある昨今、さすがにもう「毎月分配型で年利◯%うまー」みたいな人はほとんどいないと思いますが、念のため。

例えば、金利8%の定期預金があったとしましょう。これにまとまったお金を預けるとして、ずっと預けっぱなしにするのと、毎月少しずつ引き出すのと、どちらがいいですか?

当然、預けっぱなしがいいですよね。この「預けっぱなし」が無分配であり、分配金は一部の引き出しなのです。

さらに投資信託の場合、無分配であればファンド内で再投資が行われているため無税で複利の恩恵に与れます。税金を取りたい人たちにとってはここが面白くないポイントらしいですが、個人投資家にとってはメリット。

てわけで、過去に分配金を出していない商品を選ぶのが吉。


3.”配当込み”指数に連動していて、乖離率が低い


ある指数、例えば日経平均でもTOPIXでも、”配当込み”と”配当除く”があります。結論から言うと”配当込み”指数に連動しているものを選んでください。以下記事参照。


吊られた男の投資ブログ
配当なし指数を連動対象としているインデックスファンドはいらない



「ある指数に連動を目指します」と謳って、その結果どうだったかを計る指標が乖離率(トラッキングエラー)。もちろんこれが小さいほどいいわけですが、「”配当除く”指数に連動」する商品だと、乖離率が配当要因で隠されてしまうのです。

てわけで、最初から”配当込み”指数に連動するものを選びましょう。



各商品ごとの実質コストと乖離率の最新情報は以下がオススメです。

梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー
低コストインデックスファンド徹底比較




以上です。


全面改訂 ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド (朝日新書)
朝日新聞出版 (2015-06-12)
売り上げランキング: 534



関連記事:MSCI各指数の内容と、それに投資できるETFおよび投資信託