2011年11月25日金曜日

私が確定拠出年金を使わない理由

日本版401kと言われている、確定拠出年金。税控除があって有利だよ!という声もありますが、私は利用していません。

正確に言うと、以前勤務していた会社の名残で口座はあります。が、あれから追加拠出をしていないので残高は減る一方。引き出しを試みましたが、どうやら60歳にならないとダメみたいです。今後もまったく拠出する予定はありませんので、そのうち残高ゼロに(笑)


なぜ利用しないのか?
「特別法人税」これに尽きます。

これは、401kの「残高に対して」課税されるトンデモナイ税。「その年の運用益に対して」ではなく、「残高に対して」です。増えれば増えるほど政府に持っていかれます。そもそも税控除狙いで401kを利用しているのに、これでは本末転倒。

幸い上記の制度は凍結されていますが、あくまで時限措置。「どうせ凍結解除なんてしない」と言う人は多いですが、では「廃止」ではなく「凍結延長」なのは気になりませんか?
イメージとしては政府に首根っこ掴まれている感じで、ものすごく気持ち悪いです。

仮に「特別法人税」の凍結がずっと続いたとしても、その他の理由で401kがダメになるケースはいくらでも思いつきます。税控除を得る代わりに差し出すものが、あまりに割に合わないと感じます。


以上の理由により私は401kを利用しませんし他人にもオススメしません。しっかり所得税を払い、オープンな市場において、自分でコントロールします。