2013年2月25日月曜日

多くの薬局は麻薬小売業免許を取得しない方がいい理由

一般的に”麻薬”と聞くと犯罪の匂いがするものですが、医療業界ではわりと日常的に使われています。癌患者の疼痛緩和、要するに痛み止めですね。

ロキソニンなどの一般的な痛み止めでは抑え切れない癌性疼痛に、モルヒネなどの強力な麻薬で抑えるわけです。本来依存性が問題になる麻薬ですが、癌患者のように慢性的に強い痛みがある人の場合は起こりません。


さてこの麻薬、もちろん主に入院患者に使われているのですが、外来患者にも処方されます。これを通常の処方箋とは違い、”麻薬処方箋”と呼び、麻薬施用者の免許番号と患者住所が記載されています。これに基づいて薬局が調剤し、患者に麻薬を譲渡する、という流れです。

面分業、つまり「全国どこの薬局でも薬を受け取れます」とするのは国策であり、それは麻薬も例外ではないのですが、個人的には例外にしています。

理由は以下の通り。

2013年2月22日金曜日

棚卸前に在庫を減らす必要はありません

そろそろ棚卸が近い薬局も多いのではないでしょうか?今年は薬価改定がないので平和な年度末のはずですが、「棚卸前だから在庫を絞れ」という話をちらほら聞きます。

ちょうど1年前に「棚卸前だから在庫を絞れ」は大ウソでも書きましたが、未だにこの誤った認識をお持ちの方がいるようです。

はっきり言います

棚卸前だからと在庫を過度に減らす必要はまったくありません


”棚卸”を”決算”に置き換えても同じことです。

棚卸前に在庫を減らす派の言い分から始め、続いて在庫を減らすと会計的にどうなるかを(簡単に)解説します。

2013年2月20日水曜日

ビーソフテン外用スプレーにビーソフテンローションを詰め替え可能

薬剤師4コマ劇場 もしや容器代ですかね?
http://pharmacymanga.blog.fc2.com/blog-entry-208.html

こちらで見かけた件。

え、ローションが50gでスプレーが100gだからじゃなくて?と思って調べてみたものの、確かに違う。

ビーソフテンローション0.3%  : 10.8円/g
ビーソフテン外用スプレー0.3% : 20.2円/g

2013年2月18日月曜日

『「反原発」の不都合な真実』を読んで

「反原発」の不都合な真実 (新潮新書)
藤沢 数希
新潮社
売り上げランキング: 34,553

反原発ブームも下火になりつつある中、以前から気になっていた上記書籍を読んでみました。書いてあった内容で特に広く知ってほしいことを取り上げ、私の意見も付記させていただきました。原発賛成派にも反対派にも、是非読んでほしい一冊です。

なお、私の原発に対する立場は”中立”です。

あえて言えば、「電気を”安全に”、”安価に”、”安定して”、”維持可能な方法で”、”効率よく”届ける派」です。

まず前提としてふたつ。

経済は命を救う


経済と命どっちが大事なんだ、という批判は意味不明。経済的により有利な発電方法が、社会全体でより多くの命を救うのは事実です。

原発と原発”利権”は別問題


あくまで発電方法として原発はどうなのかを書いているので、上記は切り分け、利権については除外。