2012年1月9日月曜日

高額療養費制度とは

「高額療養費制度」とは何か?

病院などの窓口で支払う医療費には、実は上限があって
それを超えた分は返ってくる、という制度

ポイントは
1.健康保険適用であり
2.1回の支払いが21,000円以上の領収書を
3.世帯全員分集めて
4.一ヶ月の合計を見る

おそらく、主な用途は出産
(それも帝王切開で健康保険適用のケース)
あるいは入院や手術、難病など

とんでもない金額を請求されても、実は天井があるんです
該当しそうな人は忘れずに申請しよう

では、その上限はどうなっているんでしょう?
わかりやすくグラフにしてみました


ソースはこちら
厚生労働省
高額療養費制度を利用される皆さまへ(PDFファイル)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken13/dl/100714a.pdf


例によって、グラフにプロットしてみる
まず70歳未満の場合



高所得(標準報酬月額53万円以上)の人は150,000円に壁があり
それ以下の所得の人は80,100円に壁があるイメージですね
壁を超えた分は、ほとんど(99%相当額)返金されます


次に、70歳以上の場合
まず大きな違いは、冒頭の4つのポイントのうち2が不要になります
つまり出産や手術のように大物がなくても
細かい領収書を集めた結果、上限に届く可能性があります

グラフにプロットすると




高所得(月収28万円以上;窓口3割負担)の人は80,100円に壁があり
それ以下の所得の人は44,400円に壁(これ以上上がらない)があります

うーんさすが高齢者、手厚い保障
さらに、外来だけの上限額も設定されています(ソース参照)


また
低所得者(住民税非課税者)にはさらに低い上限があったり
高額療養費制度に該当する月が3回以上あった場合、4回目以降は上限が下がったり
入院の際、事前申請により現物給付化が可能だったり
他にもいろいろありますので、詳しくはソース参照
もしくは、自分の加入している健康保険に問い合わせを


さらに、高額療養費制度に該当する場合
確定申告にて「医療費控除」が使える可能性が高いので
そちらも参照されたし


関連記事:高額療養費制度現物給付化の適用範囲拡大