2013年5月6日月曜日

国民健康保険資格証明書持参の患者は10割負担ですよ

国民健康保険はサラリーマンでも公務員でもない人が加入する健康保険。自営業や無職の人などが加入していますが、給与天引ができないため自分で保険料を納付することになります。

ゆえに支払い拒否が可能です。しばらく払わないでいると有効期限が短い保険証が交付され、それでも払わないと”国民健康保険資格証明書”というものに変わります。

これ、保険証に見えますが実態はまったく違うので、薬局勤務の事務・薬剤師は注意してください。

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”国民健康保険資格証明書”を持参された場合、窓口負担は10割



通常の保険証と同じように保険番号や記号などが記載されているので、ついその番号をレセコンに入力し、普通に窓口負担3割で徴収しそうになりますが、冒頭に書いた通り保険料を支払っていない人です。

当然国保に請求しても残り7割は支払われませんので、返戻がきます。本人が捕まらない場合7割分徴収不可。完全に不良債権になります。

国民健康保険資格証明書

こんなやつですね。
書式はいろいろあるので一例です。
あまり見ませんが、薬局勤務の方は頭の片隅に置いておきましょう。


というか、保険料を納めていないなら証明書を交付する意味もわかりませんね。何を証明しているんでしょう?普通に保険証取り上げ→自費100%で受診&調剤でいいかと思いますが…。


なお、レセコンへの入力方法ですが、保険証忘れの人と同様に自費100%でいいと思います。保険番号などが書いてある証明書を持っているとはいえ、その場で全額徴収するわけですからレセプト請求することもありません。ゆえにその番号に用はありません。10割徴収した時点で完結。あとは本人と国保の間でどうするかのみです。


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