2013年12月27日金曜日

NISAより確定拠出年金(401k)の方がよくね?



さて、日本版ISAことNISAが間もなく始動ですね。猫も杓子もニーサニーサ言ってんじゃねーぞ。え、言ってない?すいません。

以前から何度か書いているように、私はNISAに対してあまり良い印象は持っていません。NISAはインデックス投資の暴落時リレー投資先としてどうか?で書いた通り使えなくもないと思っていましたが、外国税額控除が使えないらしくどうやらこれも微妙。使い道ないじゃん…

ということで、以前からある投資に対する非課税制度として確定拠出年金(以下、401kと記載)に着目してみました。それぞれのメリットとデメリットを比べてみます。

関連記事:日本版ISA(NISA)は得られる非課税枠より奪われる非課税枠の方が大きくなる可能性もある


【401kのNISAに対する優位点】

1.シンプル


システムを理解し使いこなすためには投資経験者でもある程度の時間が必要なNISAに対し、401kはいたってシンプル。「税引前のお金で積立投資できる」これだけ。正確には拠出した額に応じて所得控除が可能。要確定申告。

2.税控除メリットは確実に得られる


「うまく利益が出れば」非課税というNISAに対し、401kは「拠出額は全額所得控除」。もちろん投資収益に対しても非課税。

3.積立に向く


システム上積立に向かないNISAに対し、積立のためにある401k。インデックス投資家と親和性が高いですね。

4.強制的長期投資


「投資期間が長期になるほどパフォーマンスは向上する」はインデックス投資家の間では常識です。5年で一旦出口を迎え、おかわりして最長10年のNISAに対し、30年とかの401k。

5.機動的でない


「いらんことしない方がパフォーマンスは向上する」もインデックス投資家の間では常識です。(できることは普通の口座と同じなので)頻繁に売買したり乗り換えしたりしてしまうNISAに対し、頻繁に売買しにくく引き出すことすら不可能な401k。



【401kのNISAに対する劣位点】

1.特別法人税?


私が確定拠出年金を使わない理由で書いた通りです。現在凍結中ですが、それも(今のところ)2014年3月まで。税率は1.173%。残高にかかるので、信託報酬が+1.173%されるのと同じ。あり得ない。再凍結されるか、この機会に撤廃されるか。それとも…?

仮に特別法人税が本則通り走り出したとしても、実際には税控除と所得税の繰り延べ効果がそれを補って余りある、と考えることもできます。少なくとも最初のうちは。しかし…

2.将来の税制は不透明


財政再建の名目で「取れるところから取る」とばかりに増税されていますし、今後もこの流れは続くでしょう。引き出すことのできない401kは格好の餌食ではないでしょうか。特別法人税って1.173%のまま不変?退職金や年金所得に対する税優遇も不変?


とはいえ、国家財政がいよいよ危ないところまできたら、通常の口座にある資産も収奪される可能性がなくもないですし、そこまで心配するのは杞憂かもしれません。


投資は自己責任で。


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確定拠出年金の口座はどこがオススメか?と聞かれたら、琉球銀行や岩手銀行などが人気で最近は野村證券もいいみたいですが、私はやはりSBI証券がイチオシです。口座管理手数料が安いのに加え、今まで不利だった信託報酬の点でもEXE−iシリーズの登場で解決しています。



確定拠出年金については、また調べがてらまとめます。

関連記事:確定拠出年金(日本版401k)についてまとめてみた