2014年7月24日木曜日

保険適用と保険適応、どっちが正しい?


「保険適用」と「保険適応」、どっちが正しいでしょう?
「適用外処方」と「適応外処方」とかも同様ですね。


どちらも耳にするような、しないような…
自分が言うときはどっちで言ってます?

細かいことですが、字が違う以上はどちらかが正しく、どちらかが間違いのはずです。おそらく適用と適応の意味の違いを確認すればわかるのでは?

辞書を確認してみましょう。


コトバンク 適用
大辞林 第三版より

てきよう【適用】
法律・規則・原理などをあてはめて用いること。 「災害救助法を-する」


コトバンク 適応
大辞林 第三版より

てきおう【適応】
①ある状況に合うこと。また,環境に合うように行動のし方や考え方を変えること。 「状況に-する」
②〘生〙 生存のために環境に応じて生物体の生理的・形態的な特質が変化すること。


つまり


会社更生法を適用する。 
新しい環境に適応する。


のように使うということですね。


健康保険ではどちらを使えばいいでしょう?

どうやら前者ですね。



ということで結論


「保険適用」

「適用外処方」

と言うのが正しい。


「保険適応」だの「適応外処方」だの言っているor書いている人がいたら訂正してあげてください。

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医療業界では一般業界と違い、当然修正されるはずの誤りが修正されないまま広まって、それが市民権を得るまでになっているような事態がしばしば見られます。注意しましょう。

「棚卸だから在庫を絞れ」とかもそうですよね。


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