2016年3月14日月曜日

メデット錠が販売中止、代替は別商品として既に発売済

メデット

グリコラン錠250mg(一般名:メトホルミン)の後発医薬品であるメデット錠250mgがこのたび販売中止になるようです。経過措置期間満了は2017年3月31日。

メデット錠250mg 販売中止のご案内 pdf

2016年4月をもって出荷停止、在庫消尽をもって幕を閉じます。

なお、代替商品としてメトホルミン塩酸塩錠250mgMT「TE」が既に発売済。「あれ?名称変更じゃなくて?」ってなりますよね。今日はこのへんの経緯をば。


関連記事:プロパデルム軟膏/クリームが2015年8月をもって製造中止


はじめにグリコランありき


メトホルミンという成分で最初の医薬品は日本新薬のグリコラン錠250mgでした。

グリコラン錠250mg 添付文書pdf

用法用量欄より抜粋。

通常、成人にはメトホルミン塩酸塩として1日量500mgより開始し、1日2~3回食後に分割経口投与する。維持量は効果を観察しながら決めるが、1日最高投与量は750mgとする。

グリコランの後発医薬品がそれに続いて発売されていきます。そんな時代が長くあって…


続いてメトグルコが発売


大日本住友製薬がメトグルコ錠を発売。

メトグルコ錠250mg/500mg 添付文書pdf

用法用量欄より抜粋。

通常、成人にはメトホルミン塩酸塩として1日500mgより開始し、1日2~3回に分割して食直前又は食後に経口投与する。維持量は効果を観察しながら決めるが、通常1日750~1,500mgとする。なお、患者の状態により適宜増減するが、1日最高投与量は2,250mgまでとする。

同社には既にメルビン錠がありましたが、リニューアルではなく別商品として発売。

日経DIonline
メトグルコはなぜ新薬として出てきたのか


要するに海外での臨床データを流用活用するべく出し直したわけですね。


メトグルコの後発医薬品が2015年6月に発売


そして昨年夏頃に、メトグルコの後発医薬品が発売されました。

てなわけで、現状をまとめると


グリコラン錠250mg
ネルビス錠250mg
メデット錠250mg
メトホルミン塩酸塩錠250mg「トーワ」
メトホルミン塩酸塩錠250mg「JG」
メトホルミン塩酸塩錠250mg「SN」

メトグルコ錠250mg
メトホルミン塩酸塩錠250mgMT「DSEP」
メトホルミン塩酸塩錠250mgMT「JG」
メトホルミン塩酸塩錠250mgMT「TCK」
メトホルミン塩酸塩錠250mgMT「TE」
メトホルミン塩酸塩錠250mgMT「三和」
メトホルミン塩酸塩錠250mgMT「トーワ」
メトホルミン塩酸塩錠250mgMT「日医工」
メトホルミン塩酸塩錠250mgMT「ニプロ」
メトホルミン塩酸塩錠250mgMT「ファイザー」

こんな感じですね。

最初見たときは「なんだよMTって」と思ったけど、なるほど。こりゃ要りますね。


なお、薬価は以下の通り。

グリコラン錠250mg:9.6円
ネルビス錠250mgなど:9.6円

メトグルコ錠250mg:10.2円
メトホルミン塩酸塩錠250mgMT「◯◯」:9.9円

メトグルコ錠500mg:19.0円
メトホルミン塩酸塩錠500mgMT「◯◯」:10.4円


関連記事:トラマールカプセルが販売中止、トラマールOD錠に切り替えへ

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