2013年2月6日水曜日

毎日服用しない薬と調剤料のおかしな関係

処方箋を持って行く薬局によって値段が違う件で書いた通り、処方日数が長いほど調剤料が高くなり、その結果薬局での窓口負担金は増えます。つまり、14日分の処方よりも28日分の処方の方が(薬そのものの値段を除いても)高くなるということ。

この算定方法が妥当かどうかは甚だ疑問ですが、仮に正しいとしましょう。すると、ちょっとおかしなことになっているケースをよく見かけるのでご紹介。


1.隔日服用


例えばこんな処方。

バクタ配合錠      1錠
分1朝食後(月水金)   12日分


投与日数としては明らかに4週間(28日)ですが、算定できる調剤料は12日分。



2.特殊な服用方法


例えばこんな処方。

リウマトレックスカプセル2mg  2C
分2朝夕食後(月曜日)    1日分

リウマトレックスカプセル2mg  1C
分1朝食後(火曜日)     1日分


変則的な服用方法で、上記で1セット。これを毎週繰り返すわけで、投与日数としては1週間(7日)ですが、算定できる調剤料は1日分。



3.週1回服用


例えばこんな処方。

ボナロン錠5mg   1錠
起床時      28日分

そして

ボナロン錠35mg  1錠
起床時      4日分


投与日数としては共に28日ですが、算定できる調剤料は前者が28日分、後者が4日分です。

もっと酷いのがこちら。28日分が1日分に(笑)




調剤料の算定方法を今のままとするなら、処方箋への記載方法および薬局での入力&計算方法も4”週分”などとしないとおかしいのではないでしょうか。


とはいえ、こうした処方は絶対数がかなり少ないので例外として放置されること間違いなしですが、薬局の収益を地味に削っています。

「じゃあ調剤料のあり方を抜本的に見直そう」となると、パンドラの箱を開けることになりそうだし、誰も触りたがらないんだろうな。

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