2013年4月22日月曜日

ディレグラ配合錠について押さえておくべき3つのポイント

サノフィより販売されているディレグラ配合錠。発売日は2013年2月でした。

ディレグラ配合錠 添付文書
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/780069_4490100F1021_1_01.pdf

以前否定的な記事を書きましたし今でも存在意義に疑問を感じていますが、それはさておき、知っておくべきポイントを例によって3つまとめました。

関連記事:ディレグラ錠?また配合剤ですか…


1.1回に2錠服用


1回に2錠、つまり4錠分2ですね。しかも錠剤がかなり大きく、これを1回に2錠飲むのか・・・とブルーになります。

どうもプソイドエフェドリンを含有しているため、1錠あたりの含有量に規制がかかっているようです。覚せい剤原料絡みですかね。


2.空腹時服用


用法欄に1日2回としか記載がないアレグラ錠と違い、ディレグラ配合錠は明確に”空腹時”と記載があります。

ちなみにアレグラ錠の添付文書はこちら。
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/780069_4490023F1024_1_21.pdf

これは、有効成分であるフェキソフェナジンのバイオアベイラビリティ(以下、BAと記載)が食後だと大きく低下するため。プソイドエフェドリンの方は影響ないもよう。

「ならアレグラもそうなんじゃないの?」と思いますが、アレグラは食後服用でもBA低下は10%前後とのこと。「なぜディレグラだけBAが大幅に低下するのか?」についてはMRさん曰く、「1回2錠服用にするべく賦形をたくさんしているせい」らしい。


3.適応はアレルギー性鼻炎のみ


アレグラ錠の適応はアレルギー性鼻炎に加えて皮膚疾患がありますが、ディレグラ配合錠にはアレルギー性鼻炎のみです。

そりゃそうですね。鼻閉に対してプソイドエフェドリンを処方するわけですから、鼻閉が改善すればアレグラに戻すでしょうし、皮膚疾患ならそもそもプソイドエフェドリンは不要。



また、目立った副作用は特になくアレグラに準ずると思っていいかと。眠気もほとんどないようです。もちろんエフェドリン誘導体を含有するので重症高血圧の方には禁忌、緑内障や尿閉も×。


ディレグラ配合錠およびアレグラ関連医薬品の薬価は以下の通り。

ディレグラ配合錠 62円
アレグラ錠30mg 59円
アレグラ錠60mg 75.6円
アレグラOD錠60mg 75.6円
フェキソフェナジン塩酸塩錠30mg「EE」 41.3円
フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「EE」 52.9円


1日薬価がアレグラ60mgだと151.2円に対し、ディレグラだと248円。
うーん・・・やっぱりコレ、要らないんじゃない?^^;

関連記事:製薬会社の不当な儲け方

PR