2013年4月10日水曜日

薬局にかかってくる「マンション買いませんか」電話への対策



薬局薬剤師を何年かやっていると誰もが経験しているはず。

「毎月給料から引かれている税金、高いですよね?」

「所得税の還付が受けられますよ」

から始まる営業電話。これ要するにマンションの営業なんですが、迷惑電話以外の何者でもありません。人によっては悪徳業者による悪徳商法。


特徴として、「こんにちは、○○の田中と申します」とありがちな社名と個人名(もちろん偽名)をゆっくり名乗ります。そしてなかなか本題に入らず、こちらが口を挟みにくいよう喋り続けます。しかもゆっくり。

しかし対策は容易です。以下、参考にしてください。


1.意図がわかった途端切る


私が最近メインで使っている対策。「所得税の還付が〜」「難波に新しくできましたマンション〜」など、カギとなるキーワードを口に出した瞬間、「あ、結構ですー」と言って電話を切る。相手が喋っている途中でも容赦なくかぶせてください。


2.正体がわかった途端切る


慣れてくると第一声でそれとわかります。二言目を言う前に「二度とかけてくるな」と言って電話を切り、しばらく受話器をあげたままにしておくと良いです。判定に自信のない人にはオススメできませんが(^^;


3.「その人辞めました」と言う


名指しで電話がかかってくるときの対策。ああいうのってどこから漏れてるんでしょうね?ただ、管理薬剤師ならそもそもこの対策は使えませんし、たいてい「では他の薬剤師の方、誰かいませんか」とか言い出すのでオススメしません。


4.議論をふっかける


これはやめておいた方がよさそうです。以前ヒマなときに相手してみたことがあるのですが、やはりそれなりに詳しく、きちんとした知識がないと逆に丸め込まれる可能性が高いかも。

一説によると彼らは歩合給で、「通話時間が長いほど稼げる」らしいです。本当かどうか知りませんが、もしそうなら長話しても面白くありませんよね。お互いに時間の無駄です。


5.着信拒否


薬局の固定電話でそれが可能かどうかですが、これができるなら一番。かかってくる電話番号を片端から拒否リストに入れていきましょう。



なお、彼らの言う手法を一言でまとめると、「不動産投資で発生する赤字を、本業の給与所得と損益通算し、所得税の還付を受けよう」ということです。これ自体は確かに可能ですし、合法です。

問題は赤字のマンションを買わなくてはならないということ。

所得税の還付があるにしても、数千万円の借り手がつかないマンションを35年ローンで買って、はたしてトータルでプラスになるでしょうか?試しに昨年の年末調整表を見てください、所得税はいくら払ってますか?

結論として「話を聞く必要はない」わけですが、「薬剤師は真面目で世間知らずで小金持ちで(都合の)良い人が多い」ということがバレてます。なかなか電話を切れず、話を聞き、なんとなく良い話に思えて、会ってしまう薬剤師が一定数いるんでしょう。あの手の人たちにはいいカモです。

カモネギ

そういえば以前、薬剤師ヘッドハンターを装った新手の手法を見ました。「○○さんに他社から高給のオファーが」とかなんとか言って連絡してきますが、明らかにおかしい。薬局業界において薬剤師ヘッドハンターなんていう職業が成り立つかどうか、少し考えればわかるはず。

しかもこの自称ヘッドハンター、名前以外何も知らなかったようでいろいろ質問してくる。”薬剤師免許の有無”まで聞いてくるというのが笑えます。

ちょっと薬剤師ナメられすぎです。しっかりしましょう。


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