2013年9月16日月曜日
バルトレックス錠の後発医薬品が発売準備中らしい
抗ヘルペスウイルス薬のバルトレックス錠。一般名はバラシクロビル。
バルトレックス錠500 添付文書
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/340278_6250019F1020_1_12.pdf
この医薬品の特許が今年12月に切れるため30社以上からジェネリック医薬品(以下、後発医薬品と記載)が発売とのこと。先発医薬品メーカーも多数入っていて相変わらず節操ないなぁと。
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さて、ひとつイロモノを見つけたのでご紹介。その名も”バラシクロビル粒状錠500mg「モチダ」”です。
りゅーじょーじょー?
つぶじょーじょー?(笑)
持田製薬 製造販売承認取得のお知らせ
http://www.mochida.co.jp/dis/generic/pdf/vla2508.pdf
MRさんが製剤見本を持ってきてくれました。
うーん、これはなかなか奇抜な…。高齢者だと何粒かこぼしそうだけど。
あくまで服用感お試し見本なので薬は入っておらず、味見はできていません。苦みをマスクしているそうですが、はたして?
記事掲載時点での薬価は以下の通り。
バルトレックス錠500mg:475.2円
バラシクロビル錠500mg「○○」:268.9円
アレロック錠の後発医薬品、満を持して発売で書いた、”後発医薬品が10社以上から発売される場合、薬価は先発医薬品の4割引ルール”はどこへやらですね。43.4%引き。一体どういうことでしょうか。
こういうイロモノはネタにするのはいいけど、採用する気は起こりませんね…オロパタジンODフィルムと同じく計数しにくさの問題もあるし却下で。
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