2016年2月25日木曜日

爪白癬に使えるルリコナゾールが間もなく発売、ルコナック爪外用液5%


商品名ルリコンで既に液、軟膏、クリームと発売されているルリコナゾール。これの爪外用液が間もなく発売されます。クレナフィン爪外用液と同等の製品ですね。

おそらく4月の薬価改定後に薬価収載、直後発売という形になるかと思います。

ポイントをざっくりと。


関連記事:クレナフィン爪外用液10%、2014年の9月2日に発売


1.用法用量


ルリコンと同じく、1日1回の使用。効果が見られない場合は漫然と投与せず、48週を超えた場合の有効性安全性は未確認うんぬん。

クレナフィンと違うのは、先端が刷毛ではないところ。


これによるメリットは、クレナフィンのように「開封後4週で廃棄」しなくてよいということですが、正直塗りにくそう…刷毛によるマニキュア方式の方が高齢者にも塗りやすいかと思いますが、どうでしょうね?


2.効能効果


適用症は爪白癬のみ。ルリコン液1%のパワーアップ版かと思いきや

ルリコンクリーム1%/液1%/軟膏1% 添付文書pdf

実はルリコン液には爪白癬の適用はありませんでした!もちろんそれでも処方されていましたがそのへんはまぁごにょごにょ…。ともあれ、これで晴れて爪白癬にルリコナゾールが使えるわけで。ルリコナゾールはMIC最小ですからね。期待できそうです。

ちなみに臨床試験の結果は、クレナフィンの方が少し高い治癒率のようで。はたして?


関連記事:市販薬(OTC)で病院と同じ薬がほしい!水虫編


3.副作用


よくある皮膚乾燥、皮膚炎、爪囲炎、湿疹など。頻度にして2〜5%。

クレナフィンと同じく、皮膚に触れないよううまく爪にのみ塗り、皮膚についた薬液はすぐに拭き取るべし。




なお、薬価は未定。おそらくクレナフィン爪外用液と同等になるでしょう。

H28.4.14追記------------------
薬価は997.8円/gです。1本3.5gなので3,492.3円ですね。
なお、クレナフィンは1,657.5円/gなので1本5,900.7円です。
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10本入包装のみの発売かと思いきや、小規模薬局に優しい5本入包装もあるようです。


ところで、「なぜルリコン爪外用液5%ではなく、ルコナックなんだ!?」と当然思いますよね。どうやらサトウ製薬が製造販売元のようで、ルリコンを販売しているポーラファルマはあくまで販売提携。商標の絡みでルリコンの名前が使えなかったのかな、と思います。

個人的には「ルリコン爪外用液5%」として意地でも自社販売にこだわらなかったポーラが気に食わないので、サトウ製薬から買おうと思います。ルリコン液販売中止マダー?(バンバン


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