2013年3月15日金曜日

併売品はせめて包装を合わせてほしい

2013年3月4日、祐徳薬品からモーラスパップ30mgと60mgが新発売されたらしいですよ。

祐徳薬品 新発売に関するご案内
http://www.yutokuyakuhin.co.jp/info/pdf/news038.pdf

知っての通り、既に久光製薬から発売されている商品です。いわゆる併売というやつです。

併売には2パターンあり、同名医薬品を複数社が販売する場合と、異名同成分の医薬品を複数社が販売する場合があります。これは前者ですね。

以前から併売について否定的な意見を持っていた私ですが、やはり今回も同様です。理由は以下の通り。


結論から書いてしまうと、「包装くらい合わせろよ」です。

モーラスパップ


手前が久光製薬。奥が祐徳薬品。

なぜあえて色を変えてくるんでしょう?小さいことのように思えますが、高齢者がメイン顧客の領域。小さな違いでも不安を感じる人はいます。

祐徳薬品に理由を問い合わせてみると、「メーカーの区別を容易にするため」とのこと。案の定、売り手目線。一体どこの老人が同じ製品の製造元の別を気にするでしょうか。


他にも同様の例を写真で紹介しておきます。

リボスチン


ジルテックドライシロップ

ヤクバン

こうしたことで利用者に何らかのメリットがあるならわかりますが、はたして一体何があるでしょう?むしろデメリットが目立つように思えます。

デメリット1:包装が違うことにより患者に不安を与える

デメリット2:「包装は違うが中身は同じ」と説明する手間

デメリット3:在庫管理が面倒になる


同じ包装で発売するとデザイン特許ガーとかあるのかなとも思いましたが、まったく同じ包装で並売しているケースも多数あるため、それもなさそう。

医薬品のパテント(特許)にぶら下がってレベニューシェアというビジネスモデル自体は結構ですが、上記デメリットをすべて無視し、自社商品として独自色を出すような行為はいかがなものでしょうか。せめて包装くらい合わせてくれませんかね。


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