2013年3月18日月曜日

プロペシア錠について押さえておくべき3つのポイント

プロペシア

MSDより販売されている、プロペシア錠。一般名はフィナステリド。
添付文書はこちら
AGA(androgenetic alopecia)つまり男性型脱毛症の治療薬。

CMで聞いたことある人も多いでしょう。日本では医療用医薬品のCMは禁止されていますが、医薬品名を伏せて病気の啓蒙CMはOKなので、ああいう感じになるわけですね。

これについて押さえておくべきポイントを3つにまとめました。


1.女性の適応なし、男性も注意


当然ですが男性のみです。女性の適応はありませんし、効果もありません。それどころか妊婦禁忌です。服用しないのはもちろんのこと、割れたプロペシアを取り扱うのも避けてください。

また、男性にとっても注意が必要。添付文書の副作用の項に記載されている通り、男性不妊症、精液の質低下、リビドー減退、EDなどの副作用が起こる可能性があります。ある意味、子供を諦めるか髪を諦めるか、と言えるかもしれません。


2.規格は0.2mgと1mgだが、1mgだけで良い


規格は二つありますが、実質1mgだけで良さそうです。というのも、0.2mgと1mgの間で副作用などの安全性に統計学的有意差はなく、かつ効果の面では1mgの方が良いそうです。

むしろ0.2mgを発売中止すべきではないか?という感じですね。


3.効果の判定は3〜6ヶ月を要する


服用すると決めたら根気が必要です。1〜2ヶ月では効くか効かないかわかりません。最低3ヶ月、できれば6ヶ月服用を続けてください。

その後効果を判定し、服用を続けるべきかどうか、医師の判断によります。”効果”とは発毛だけではなく、脱毛の進行抑制も含みます。

発毛がないから効いてない?
いや、脱毛してないから効いてる?

発毛がなく脱毛を抑制している場合、「本当に効いているのか実感がない」薬と言えるかもしれませんね。




なお、薬価は定められていません。医療用医薬品ながら公定薬価がないという変な薬。バイアグラとかと同じですね。

なので調剤を受ける薬局によって価格はまちまち。だいたい28錠一箱で7000〜8000円くらい。薬局の独断で10000円なんて価格をつけることも可能ですが、だいたいメーカーの卸値で決まっているようなもの。卸も薬局も仕入値に利益を少し乗せて売るのでだいたい上記値段くらいに落ち着くはずです。



なお、発売からまだ7年なので特許は有効。ジェネリック医薬品は当分発売されませんね。というか、こういうカテゴリーの医薬品ってジェネリック発売されるのかな?

関連記事:薬剤師がジェネリック医薬品を推進すべき3つの理由

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