2013年8月5日月曜日

コデインリン酸塩散とジヒドロコデインリン酸塩散の違い

コデインリン酸塩散


リン酸コデインといえば鎮咳薬として古くから用いられている薬ですが、似たような名前で二種類ありますよね。上記のふたつです。

コデインリン酸塩散1%「タケダ」
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/400256_2242001B2300_1_03.pdf

ジヒドロコデインリン酸塩散1%「タケダ」
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/400256_2242002B2275_1_03.pdf

どう違うんでしょ?


まず構造式を見てみましょうか。



化学名は前者が(5R,6S)-4,5-Epoxy-3-methoxy-17-methyl-7,8-didehydromorphinan-6-ol monophosphate hemihydrate、後者が(5R,6S)-4,5-Epoxy-3-methoxy-17-methylmorphinan-6-ol monophosphate

1/2H2Oの有無と、morphinanが飽和化されているかどうか。


用法欄を見ると前者が6g分3に対し、後者が3g分3。
DIに問い合わせてみたところ、やはり後者の方が鎮咳作用は強いそうで、投与量を少なくすることができるとのこと。(ただしデータはなし、臨床的な経験則から。)

1包2gというのはけっこうな量ですので、選択できるならジヒドロコデインリン酸塩散の方を飲みたいものですね。

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