2014年12月17日水曜日

クラビット錠250mg/500mgの後発医薬品が発売


第一三共のクラビット錠250mg/500mg(一般名:レボフロキサシン)に、ついに後発医薬品が発売されました。

薬事日報
後発品521品目を薬価収載‐初後発は2成分29品目


他に大型品目としてブロプレスがありますが、以前ブロプレス錠の後発医薬品発売 あすか製薬がAGをで書きましたね。レボフロキサシンのAG、適用症、薬価について簡単に。

クラビット錠250mg/500mg/細粒10% 添付文書pdf


AG(オーソライズドジェネリック)は第一三共エスファより


名前の通り第一三共の子会社である第一三共エスファより、AGが発売。主成分はもちろん、添加物から何から先発医薬品と同じ、というかこれクラビットです、ってやつ。

レボフロキサシン錠250mg/錠500mg/細粒10%「DSEP」 添付文書pdf

AGについては賛否両論ありますが、必要に応じて利用したりしなかったりしていきましょう。私はできれば外したい。


AGとそれ以外で適用症に違いはなし


今回はブロプレス錠の後発医薬品発売 あすか製薬がAGをで書いたような適用症の違いはなく、AGではない後発医薬品からでも自由に選択できます。いいですね。

しかし、先発医薬品の方で「結核の適用を取得しようとしている」との噂もあり、油断できません。適用を新たに取得すればAGのみそれをコピって、他の後発医薬品にはそれができない事態に陥ることは十分考えられます。(とはいえ結核なら患者に聞けばさすがにわかるでしょうし、さほど問題にならないかも。)


薬価は先発品の半値


「品目数が10を超えた後発医薬品の薬価は0.5掛け」ルールが適用され、薬価はクラビットの半額です。長期で服用することはほとんどない薬ですが、わりと高額なのでこれは嬉しいですね。


クラビット錠250mg:253.6円
クラビット錠500mg:452.7円

レボフロキサシン錠250mg:126.8円
レボフロキサシン錠500mg:226.4円


東和薬品はOD錠と内用液もあり、持田製薬は粒状錠のみ発売。バルトレックス錠の後発医薬品が発売準備中らしいで紹介したバラシクロビルと同じ剤形ですね。

クラビット錠100mgは既に販売中止していて、後発医薬品メーカー各社が販売しているレボフロキサシン錠100mgもフェードアウトが始まるでしょう。



なお、クラビット点眼液1.5%の後発医薬品は既に発売されています。薬価は以下の通り。後発組の薬価が見間違いかと思うほど下がっています。何事でしょうか。


クラビット点眼液1.5%:116円

レボフロキサシン点眼液1.5%「ファイザー」:71.6円
レボフロキサシン点眼液0.5%「杏林」:71.6円
レボフロキサシン点眼液1.5%「アメル」:71.6円
レボフロキサシン点眼液1.5%「テバ」:71.6円
レボフロキサシン点眼液1.5%「科研」:71.6円
レボフロキサシン点眼液1.5%「YD」:71.6円
レボフロキサシン点眼液1.5%「日新」:71.6円
レボフロキサシン点眼液1.5%「TS」:71.6円
レボフロキサシン点眼液1.5%「KOG」:71.6円
レボフロキサシン点眼液1.5%「タカタ」:71.6円
レボフロキサシン点眼液1.5%「FFP」:71.6円

レボフロキサシン点眼液1.5%「日医工」:29.1円
レボフロキサシン点眼液1.5%「JG」:29.1円
レボフロキサシン点眼液1.5%「わかもと」:29.1円
レボフロキサシン点眼液1.5%「日点」:29.1円
レボフロキサシン点眼液1.5%「TOA」:29.1円
レボフロキサシン点眼液1.5%「ニプロ」:29.1円
レボフロキサシン点眼液1.5%「オーハラ」:29.1円
レボフロキサシン点眼液1.5%「キッセイ」:29.1円


71.6円の方を採用している薬局は速やかに29.1円への移行を。

ところで以前書いた↓ですが、クラビット錠500mgがスタンダードになった今となっては意味不明ですね(^^;

関連記事:なぜクラビットの用量はタリビッドと同じなのか?

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