2010年8月22日日曜日

『レバレッジ・シンキング』を読みました

少ない労力で大きな成果を上げるDoing more with less(以下DMWL)がコンセプト。

レバレッジとは”てこ”のこと。『レバレッジ・リーディング』は既に読んでいましたが、これはさらに発展型のようです。


著者曰く、DMWLについて誤解してほしくない点が2点。

ひとつは、少ない労力と言うと、楽をすることだけを考えてしまう人がいる。DMWLは手を抜くとか、単純に楽をすることではありません。8時間でできる仕事を1時間でできるようになったので残り7時間は遊んでいる、ではダメ。目的は成果を上げることなので、8時間働いて8倍の成果を上げるのだ。

もうひとつは、一定量の仕事経験が必要になるということ。新入社員が「私は効率重視なので、9時から17時までしか働きません」では成果は上がらない。




4つのパーソナルキャピタル
労力 時間 知識 人脈
これらにレバレッジをかけ、不労所得的に増大させて成果を上げる。
それがこの本の趣旨です。


頑張っているのに成果が出ない人、成果は出せているけど頑張りすぎて疲れている人、
是非読んでみてください。
目から鱗の”考え方”が満載だと思います。

それぞれの項で、他の参考書籍もたくさん紹介してくれます。さすが年間400冊読んでいる著者ですね。



以下もオススメです。