2016年2月25日木曜日

爪白癬に使えるルリコナゾールが間もなく発売、ルコナック爪外用液5%


商品名ルリコンで既に液、軟膏、クリームと発売されているルリコナゾール。これの爪外用液が間もなく発売されます。クレナフィン爪外用液と同等の製品ですね。

おそらく4月の薬価改定後に薬価収載、直後発売という形になるかと思います。

ポイントをざっくりと。


関連記事:クレナフィン爪外用液10%、2014年の9月2日に発売

2016年2月22日月曜日

散剤の監査で一日分だけ重量計るのやめません?


散剤の重量監査で一日分の重量計る人、いますよね。あれ意味ないからやめません?というお話。

もちろん業務の手順は薬局によって違うし、そこの管理薬剤師の権限でもって業務手順書を策定していることと思いますが、意味のないことはしないに越したことはありません。

なぜ散剤の監査時に一日分の重量を計るのが無意味なのか?じゃあどうすればいいのか?まとめてみました。


関連記事:仕事のできない人でもいないよりマシ?

2016年2月18日木曜日

2016年(平成28年)4月診療報酬改定(案)5つのポイント


引き続き改定情報をば。今回は基準調剤加算や薬剤服用歴管理指導料などその他もろもろについて、5つのポイントにまとめました。

調剤基本料、および内服調剤料と一包化加算については以下参照。


関連記事:
2016年4月改定で調剤基本料が6パターンに細分化!まとめました
2016年4月改訂で内服調剤料が減点、一包化加算が天井引き下げ

2016年2月15日月曜日

2016年4月改定で調剤基本料が6パターンに細分化!まとめました


前回の2016年4月改訂で内服調剤料が減点、一包化加算が天井引き下げに引き続き、改定情報。今回は調剤基本料について。


まず現行の確認。

通常    :41点
未妥結   :31点
特例    :25点
特例・未妥結:19点

特例”とは、「受付回数月4,000以上かつ集中率70%以上」または「受付回数月2,500以上かつ集中率90%以上」に該当するもの。

未妥結”とは、卸との価格交渉が完了してるか否かです。民間企業同士の商談に行政が介入。さすが日本のお役人、野蛮だぜ!


前回”妥結率”が導入されたことで4段階に分かれてビックリだったのに、次回はなんと6段階に分かれるそうです。見ていきましょう。


関連記事:2014年(平成26年)4月診療報酬改定(案)7つのポイント

2016年2月12日金曜日

2016年4月改訂で内服調剤料が減点、一包化加算が天井引き下げ


既にご存知の方多数と思いますが、次回改定の点数情報が出ましたね。


文字情報より図にした方が直感的にわかりやすいので、やってみました。以前も一包化加算が調剤料から独立したときにも似たようなことしましたね(以下記事参照)。もう6年前か、なつい。


関連記事:一包化加算 新旧比較

2016年2月4日木曜日

薬価改定直前に在庫を絞るべく分割発注するのは有効か?


さて、そろそろ迫ってきていますね、薬価改定。

過去に何度も書いていますが、「棚卸前に在庫を絞る」のは無意味ですが「薬価改定前に在庫を絞る」のは非常に有用です。以下参照。

関連記事
「棚卸前だから在庫を絞れ」は大ウソ
棚卸前に在庫を減らす必要はありません

要は3/31から4/1になる際に薬価が下がるせいで在庫の価値が下がる、それを少しでも軽減するために在庫を減らしておくわけですね。

さて、今回はその手法の中でも極北である「分割発注を用いて在庫を極限まで絞る」ことの有効性を検討してみたいと思います。要は、「あと10錠だけあればいいのに100錠ひと箱で発注したくない!」ってケース。

はたして効果はあるのか?参考にしてください。