2014年4月24日木曜日
トラブル時に大集合するのはやめよう
薬局で仕事をしていると、たいてい仕事の流れというのは決まっていて、だいたいいつもこういう流れというのが見えてくると思います。
そこにトラブル、というほどのことじゃなくても、「いつもと違う何か」が起きると大集合する人たちがいますよね。あれ、やめません?
2014年4月23日水曜日
子どもが発熱したら座薬?内服の方がいいかも
子どもの発熱によく使われる、カロナール坐剤。あるいはアンヒバ坐剤。あるいはアルピニー坐剤。(一般名:アセトアミノフェン)
「座薬が早くてよく効くのよ」とは言いますが、本当にそうでしょうか?確かに直腸からの投与は肝による初回通過効果を回避するため、バイオアベイラビリティも高いとは思いますが、早いかどうかは…?
データを見てみましょう。
関連記事:薬の効く早さは水剤>散剤>錠剤カプセル剤って本当なの?
2014年4月18日金曜日
本当はジェネリック医薬品なんて要らない
私は明確にジェネリック医薬品賛成派で推進派ですが、実は「本当はジェネリック医薬品なんて要らない」と思っています。
「おいおい普段あれだけ奨めといて」と言われるかもしれませんが、現状可能な打ち手の最適解というだけで、ベストとは考えていません。
結論から言うと、「先発医薬品の薬価を下げればよい」からです。ジェネリック医薬品(以下、後発医薬品と記載)が存在することによるデメリットを列挙してみます。
関連記事:後発医薬品(ジェネリック医薬品)メーカーの怠慢
2014年4月17日木曜日
後発医薬品(ジェネリック医薬品)メーカーの怠慢
私は明確にジェネリック医薬品賛成派で推進派ですが、そんな私でも「それはないわー」と思う、ジェネリック医薬品(以下、後発医薬品と記載)メーカーのあまりいけてない経営方針を列挙してみました。
世間で言われる後発医薬品に対する負のイメージは、偏見や知識不足を除けばこのあたりからきているのではないかと推測します。
2014年4月11日金曜日
ユベラ錠50mgとユベラソフトカプセル200mgの違い
エーザイが販売しているビタミンEのブランドとして、OTCでも有名なユベラ。複数剤形あり、写真のように200mgカプセルと50mg錠とずいぶん含量に違いがあります。
どう違うの?大人用と子供用?と思いきや、用途が違います。
ユベラNカプセル100mg/ユベラNソフトカプセル200mg/ユベラN細粒40% 添付文書pdf
ユベラ錠50mg/ユベラ顆粒20% 添付文書pdf
2014年4月10日木曜日
薬剤師国保とは?
んでそれって何なの?普通の国保と比べてどう違うの?どっちが得なの?社保と比べてどうなの?薬剤師じゃないと入れないの?今加入してる社保を脱退して移れるの?
などなど、いろいろ疑問が出ますよね。
私もよく知らなかったので調べたんですが、いまひとつビシッと解説してくれているサイトが見つからず。私なりにまとめたので参考にしてください。
2014年4月8日火曜日
「薬はなぜ効くか?」薬理作用のみにあらず
薬は薬理作用のみで効いているのではありません。
もちろんin vitro(試験管内)で検査した後in vivo(生体内)で効果が確認され、ダブルブラインドやクロスオーバー比較試験で効果に有意差が見られたもののみが市場に出てきているわけですから、薬理作用は確かです。
しかしその他にも効く理由があり、これを無視するのは木を見て森を見ず。薬が効く(病気が治癒する)要因を3つに分けました。
2014年4月7日月曜日
疑義照会の際に気をつけるべき3つのポイント
処方せんに確認すべき事項があったときは、病院に問い合わせをしてからでないと調剤してはならない。この問い合わせを”疑義照会”といいます。
これを行う際に注意すべきポイントを3つにまとめました。ベテラン薬剤師にはどれも当たり前のことですが、新米薬剤師は参考にしてください。
2014年4月4日金曜日
ブロチンシロップと濃厚ブロチンコデイン配合シロップの違い
鎮咳去痰薬として用いられるブロチンシロップと濃厚ブロチンコデイン配合シロップ。真っ黒な液体で水剤の中でも異色を放っていますよね。両方ブロチンを名乗っていますが、どう違うんでしょ?
ブロチンシロップ3.3% 添付文書
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/430574_2241003S1055_1_01.pdf
濃厚ブロチンコデイン配合シロップ 添付文書
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/430574_2249104S1048_1_03.pdf
2014年4月1日火曜日
え、フロリードゲルってそんなにたくさん飲むの!?
カンジダ感染に用いられる抗真菌薬、フロリードゲル経口用2%。一般名はミコナゾール。
意外と知られていませんがこの薬、ビックリするくらいの量を使います。チューブに入っているからといって、軟膏などと同じ感覚で「1処方で2〜3本くらいかな?」と思っていると痛い目をみます。
フロリードゲル経口用2% 添付文書pdf