2014年3月29日土曜日
LINEもスパムの時代?知らない人から怪しげなメッセージがきた
先日、友だち登録していない人からメッセージがきました。香澄って娘で、アイコンによるとわりと可愛い。どうやら自分は彼氏いるけど紹介したい娘がいるとか。よーしパパ、オフパコっちゃうぞー^^
って、んなわけないですよね。明らかに出会い系への誘導狙いの迷惑メールというかスパムメッセージです。以下、全文貼り付けておきます。(URLのみ削ってます)
関連記事:国民的タレントに会って欲しい、という迷惑メールがきた話
2014年3月28日金曜日
2014年3月27日木曜日
ラックビー微粒N/錠は牛乳アレルギーでもOKだけどR散はダメ
ラックビー微粒N、ラックビー錠、ラックビーR散などの乳酸菌製剤。牛乳アレルギーの子どもには投与禁忌だったりしなかったりしますよね。これ、R散だけ未だに牛乳アレルギーに禁忌です。
ラックビー微粒Nや錠が牛乳アレルギーOKになった経緯と合わせて、簡単に解説。
ラックビー微粒N/錠 添付文書pdf
ラックビーR散 添付文書pdf
2014年3月26日水曜日
「漢方薬に副作用は無い」なんて思っていたら大間違い
東京化学同人
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「漢方薬だし、副作用なんてないよね」
そう思っている人は多いですが、これ大きな間違いです。一般人ならまだしも、薬剤師として知っておきたい漢方薬による副作用を、メジャーどころから3つ挙げます。
2014年3月25日火曜日
4月以降、薬局でお薬手帳を断ると窓口負担金が安くなります
そのうちテレビで取り上げられそうな内容なので、あえて先に取り上げてみる。タイトルの通りですが、4月以降薬局でお薬手帳の作成を断ると窓口負担金が安くなります。点数にして7点、金額にして3割負担なら約20円、1割負担なら約10円。
私はお薬手帳推進派でも反対派でもありません。強いて言えば、適切な医療を適切な方法でもって届ける派、です。そのためのツールは時代と共に変遷していくのが当然と言えますので、そういう意味では反対派に近いのかも?
そんな私が、今回の「お薬手帳を断ると窓口負担金が安くなる」件について思うところを少し書いておきます。
関連記事:お薬手帳なんて本当はいらない(e-お薬手帳も同じ)
2014年3月24日月曜日
薬局薬剤師勉強会2.0
薬局における社内人材による勉強会は無駄、外注しようで書いた通り、私は勉強会に否定的です。主な論点は「勉強したことが本業に生きないから」でしたね。(個々の薬剤師の努力うんぬんではなく現行医療システム上の問題ですが、これはまた別の話。またいつか書くかも?)
もうひとつの論点、「勉強会は地理的にも時間的にも制限されて不便だから」今回はこれにスポットを当てて改めて書きます。
2014年3月23日日曜日
平成26年度改訂時集団指導調剤報酬改訂説明会に行ってきました
2014年3月23日に北区の中之島で行われた改訂時集団指導調剤報酬改定説明会、主催は近畿厚生局と大阪府薬剤師会。
情報・資料は既に出回っていますので新たな知見や突っ込んだ内容が聞けることを期待して、三連休の最終日を泣く泣く潰して行ってきました。
なお、現地で配布された資料は以下よりオンラインで入手が可能です。
平成26年度調剤報酬改訂の概要pdf
2014年3月20日木曜日
「風邪には注射が一番」の愚
風邪で抗生物質を飲むな!熱も下げるな!で書いた通り、風邪についての誤った認識には困ったものですが、「風邪には注射が一番」というのも誤りです。どうも高齢者を中心に注射信仰というのがあるらしく、医師の治療方針を無視して「いいから注射してくれ!それで治るから!」とか言う輩もいるそう。
”注射”を”点滴”に読み替えても同じことです。
2014年3月19日水曜日
ビタミンHって知ってます?
ビタミンのメジャーどころといえば、ビタミンA、ビタミンB郡、ビタミンC、ビタミンD、そしてビタミンEですね。マイナーどころだとビタミンKやPを知ってる人もいるかもしれません。
ビタミンHも同じくマイナーどころに属しますが、これ実はビオチンです。ビタミンB7ともいわれるもよう。
ビオチン散0.2%「フソー」 添付文書
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/670156_3190001B1041_1_02.pdf
ビタミンHも同じくマイナーどころに属しますが、これ実はビオチンです。ビタミンB7ともいわれるもよう。
ビオチン散0.2%「フソー」 添付文書
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/670156_3190001B1041_1_02.pdf
2014年3月18日火曜日
薬の効く早さは水剤>散剤>錠剤カプセル剤って本当なの?
OTCなどでよく言われる都市伝説(?)「シロップなので早く効きますよ」、あるいは「粉なのですぐ溶けて効きますよ」
これって本当にそうなんでしょうか?なんとなく感覚的には納得できなくもない話ではありますが、私は常々「誤差範囲じゃねーの」と思っております。
いくつかの薬で調べてみました。
2014年3月14日金曜日
レセコンは何をやっているのか?
レセプトコンピューター、通称レセコン。医療機関では必須とも言えるソフト(ときにはハード)で、これを扱うのが医療事務ないし薬局事務のメイン業務とも言えます。
そもそも、レセコンって何をやっているのか?これから医療事務ないし薬局事務の仕事をはじめようとする人や社会人デビューしたばかりの薬剤師はこれを押さえておくと仕事の理解が早まると思います。
ややこしいので、以下薬局として解説しますがやっていることは病院や診療所でも同じです。
そもそも、レセコンって何をやっているのか?これから医療事務ないし薬局事務の仕事をはじめようとする人や社会人デビューしたばかりの薬剤師はこれを押さえておくと仕事の理解が早まると思います。
ややこしいので、以下薬局として解説しますがやっていることは病院や診療所でも同じです。
2014年3月12日水曜日
チャンピックスの使い方と、禁煙に健康保険を使うことの是非
禁煙補助薬、チャンピックス錠。一般名はバレニクリン酒石酸塩。
ニコチン受容体アゴニストであり、軽い刺激により少量のドーパミンを発生させると共に、ニコチンの受容体への結合を妨げ、その作用を減じる。その結果、禁煙による離脱症状を和らげ、喫煙欲求を弱めると共に、喫煙による満足感を減じることができる。
かつては自費でしたが、今では”禁煙外来”に行けば健康保険が使えるようで。そのことの是非と、チャンピックスの使い方について簡単にまとめました。
チャンピックス錠 添付文書
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/671450_7990003F1028_2_08.pdf
2014年3月10日月曜日
後発医薬品調剤率は必ずしも薬局の努力を表していない
2014年(平成26年)4月診療報酬改定(案)7つのポイントで書いた通り、2014年4月より”後発医薬品調剤率”の計算方法が変わります。ざっくり言うと、「後発医薬品(ジェネリック医薬品)が発売されていない先発医薬品を計算から除外」ということですね。
国としても「これを55%以上ないし65%以上を目指してほしい、それが薬局の責務である」という方向性はわからなくもないですし、経営者としても「点数減らされたら大変」と社員にプレッシャーをかけるのも無理からぬ話。
しかし今までやることやってきている薬局としては、実はもうほぼ打つ手はありません。そして勘違いしてほしくないのは、タイトルの通り「後発医薬品調剤率は、薬局の努力の有無を必ずしも反映していない」ということ。
どういうことか?例を挙げて解説します。
2014年3月7日金曜日
「後発医薬品調剤率の計算において生活保護は除外する」ってどうなったの?
後発医薬品調剤率の計算方法といえば、今回の改訂で「”後発医薬品がない先発医薬品”を計算に含めないようにする」というのが話題の中心ですが、この「生活保護除外規定」はどうなったんでしょうか?継続してる?
時系列順に振り返ってみましょう。
2014年3月6日木曜日
売れば売るほど赤字になる?逆ザヤのプロペト
白色ワセリンの高品質バージョン(?)、丸石製薬のプロペト。
冬になるとヘラが折れそうになるほど固くなる白色ワセリンと違って、冬でもトルコアイスばりに軟らかいプロペト。私はわりと好きです。
しかし注意しないと逆ざや、つまり売れば売るほど損をする状態になります。一体どういうことでしょう?
プロペト 添付文書
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/730119_7121703X1330_1_07.pdf
2014年3月5日水曜日
ディオバンの後発医薬品、6月に発売予定 薬価は先発品の半値ルール適用
薬価改定が間近に迫っておりますが、毎年恒例の特許切れ医薬品の後発医薬品新発売ゾロゾロも間近に迫っております。2014年の6月です。今回の大型品目はディオバン、プレミネント、そしてブロプレス(一部?)。
日刊薬業
6月追補 ディオバン、プレミネントに30社超 ブロプレスAGも承認か
https://nk.jiho.jp/servlet/nk/gyosei/article/1226576370006.html?pageKind=outline
まだ少し日があるため情報はあんまりないんですが、この件関連で気になったことを雑記的にまとめておきます。