通話機能だけに限定すれば、従来の携帯電話(以下、ガラケーと記載)の便利さを見直す声は意外とあります。
「通話はガラケー、その他機能を7インチタブレット(あるいはiPod touch)で」
という人もいるみたいです。
私もこれはアリだなと思う反面、少し問題もあります。
2013年1月30日水曜日
2013年1月28日月曜日
ユベラ軟膏を冷所保存する理由
軟膏なのに冷所保存、ユベラ軟膏について。
私はユベラ軟膏がお気に入りで毎冬お世話になっているのですが、面倒なので室温保存しています。
これ何で冷所保存なんでしょ?やっぱ室温じゃダメ?
結論から書いてしまうと、室温下ではビタミンAが減っていくから。
DIに問い合わせたところ、データは以下の通り。
2013年1月25日金曜日
エディロールカプセルは超アルファロール?何が違うの?
2011年4月発売の、エディロールカプセル。添付文書はこちら。
聞くところによるとスーパーアルファロールらしいのですが、一体アルファロールとの違いは何なのか?気になったのでDIに問い合わせてみました。
結論から書いてしまうと、エディロールは確かにスーパーアルファロールですが、スーパーになっている原因というか、明確な理由は不明らしいです。
同分類のアルファロール、ロカルトロールと合わせてまとめます。
2013年1月23日水曜日
給料日に銀行ATMに並ぶのをやめ、コンビニで下ろそう
毎月、給料日になると銀行に長蛇の列ができますよね。生活費を下ろすためだと思われますが、わざわざ銀行に並ぶ必要はありません。
自宅近くのコンビニで、24時間365日手数料無料で下ろすことができるからです。
知っている人には当然の話なのでここで終了で(笑)
「え、マジで!?」という人、続きをどうぞ↓
2013年1月21日月曜日
ミグシス錠は血管収縮を抑制→あれ、片頭痛は血管拡張が原因では?
片頭痛の原因が”脳内血管の拡張”というのは有名な話ですが、その予防薬であるミグシス錠はCa拮抗薬なので、血管の収縮を抑制します。
「あれ、逆じゃね?」と思いました?
私は思いました^^;
片頭痛の病態に詳しい人なら「何言ってるんだ」な内容かもしれませんが。以下解説。
2013年1月18日金曜日
後発医薬品の商品名は統一してほしいよね
後発医薬品(通称ジェネリック医薬品)の名称は様々。
ハルシオン錠に対するアサシオン錠やガスター錠に対するガスリック錠のように先発医薬品に似せた名前のものもあれば、タガメット錠に対するエスメラルダ錠のようにまったく関連しない名前のものもあります。
ていうかエスメラルダて。かっこよすぎでしょ(^^;
個人的には”一般名+剤形+規格+メーカー名”のような形式がベストだと思います。理由を3つに分けると以下の通り。
2013年1月16日水曜日
薬局でのクレーム対応
クレーム対応は接客業共通の業務ですし私自身専門でも何でもないんですが、リクエストがあったので、僭越ながら私が思うクレーム対応について書きます。
薬局でのクレームと聞いて思いつくのは調剤過誤ですが、健康被害が出るような調剤過誤というのは実はかなり稀です。薬剤師のチェックで防げているというより、間違った薬を服用しても意外と大丈夫なものです(いえ、もちろん内容にもよりますが)。なのでここでは割愛します。
つまり、クレーム対応のほとんどは「医学的には問題ないが、間違ったことに対して怒っている患者をどうなだめるか」に尽きます。つまり一般の接客業とほぼ変わりません。
ポイントは大きくわけて3つ。
関連記事:高齢患者の「薬足りなかったぞ」は薬局永遠のテーマ
薬局でのクレームと聞いて思いつくのは調剤過誤ですが、健康被害が出るような調剤過誤というのは実はかなり稀です。薬剤師のチェックで防げているというより、間違った薬を服用しても意外と大丈夫なものです(いえ、もちろん内容にもよりますが)。なのでここでは割愛します。
つまり、クレーム対応のほとんどは「医学的には問題ないが、間違ったことに対して怒っている患者をどうなだめるか」に尽きます。つまり一般の接客業とほぼ変わりません。
ポイントは大きくわけて3つ。
関連記事:高齢患者の「薬足りなかったぞ」は薬局永遠のテーマ
2013年1月14日月曜日
的外れな残薬確認の意義と、真の解決策
今更ながら平成24年度より、”薬局薬剤師による残薬確認”が始まっています。前回処方された薬に飲み残し、飲み忘れがないか確認するというもの。義務ではありませんが、薬剤服用歴管理指導料41点の算定用件になっているので、実質義務化といえます。(以下P14参照)
厚生労働省
平成24年度調剤報酬改定及び 薬剤関連の診療報酬改定の概要
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken15/dl/h24_01-06-1.pdf
趣旨としては、「患者宅に死蔵されている400億円分とも500億円分とも言われている飲み残しの薬、これを有効活用して医療費を削減!」というもので「それを担うのが薬局薬剤師である!」というもの。
しかしこれは大きな間違い。
方向性は正しいけど、戦略がおかしい。
どう間違っているのか、じゃあどうすればいいのか。
3STEPで書きます。
厚生労働省
平成24年度調剤報酬改定及び 薬剤関連の診療報酬改定の概要
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken15/dl/h24_01-06-1.pdf
趣旨としては、「患者宅に死蔵されている400億円分とも500億円分とも言われている飲み残しの薬、これを有効活用して医療費を削減!」というもので「それを担うのが薬局薬剤師である!」というもの。
しかしこれは大きな間違い。
方向性は正しいけど、戦略がおかしい。
どう間違っているのか、じゃあどうすればいいのか。
3STEPで書きます。
2013年1月11日金曜日
ディレグラ錠?また配合剤ですか…
アレグラ錠(一般名:フェキソフェナジン)の進化版(?)であるディレグラ配合錠が間もなく発売されるようです。ソースはこちら。
有効成分であるフェキソフェナジンに加えて、プソイドエフェドリンを配合。(塩酸塩とかは省略。)鼻閉に有効。
プソイドは、”偽”とか”似て非なる”という意味ですが、実際にはプソイドエフェドリンは、エフェドリンのジアステレオマーです。
さて、例によって私はディレグラ錠の存在意義に否定的です。
理由は3つ。
有効成分であるフェキソフェナジンに加えて、プソイドエフェドリンを配合。(塩酸塩とかは省略。)鼻閉に有効。
プソイドは、”偽”とか”似て非なる”という意味ですが、実際にはプソイドエフェドリンは、エフェドリンのジアステレオマーです。
さて、例によって私はディレグラ錠の存在意義に否定的です。
理由は3つ。
2013年1月9日水曜日
エパデールがスイッチOTC?それより後発医薬品は?
スイッチOTCが発売されるとかで、何かと話題のエパデール。
高脂血症薬として初めてのOTCということで期待も高いようですが、医師会からの反対もずいぶんあったようです。言い分としては「高脂血症の裏に隠れている糖尿病などを見逃す恐れがある」「薬物療法に頼り、食事療法や運動療法がおろそかになる」。わからないでもない言い分。
が、医師会の反対むなしく、賛成多数でOTCへのスイッチ化の承認が降りたようです。
医療介護CRNews
エパデールOTC、薬食審分科会で承認了承
http://www.cabrain.net/news/regist.do
通した側の事情としては「少しでも医療費削減になれば」らしい。
はたしてどうでしょう?
私は3つの点でエパデールのスイッチOTC化に疑問を持っています。