公私問わず、メールすりゃいいのに電話してくる人、いますよね。今さら言うまでもなく、この手の人は恐竜であり、時間泥棒です。なぜ電話がよくないかは以下記事参照。
一体彼らはなぜ電話をするのか?
電話を使うメリットを考えてみました。
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1.電話の手間<メールの手間
電話をかけるのは簡単です。やり方を教えれば幼稚園児でも可能ですが、メールを書くのは難しいし、時間もかかる。「電話の手間<メールの手間」である限り、電話をかけることは最適手段に違いありません。
もちろん、発信側が「メールを書く速度を上げる努力をせず」かつ「自分の都合だけを考えれば」ですが。
余談ですが、今日びの幼稚園児はLINEを使いこなします。
2.「今」済ませたいタスク
メールは急ぎの用事には向きません。いつ読まれるのか、いつ返ってくるのか、まったく不明だからです。
電話なら、つながればさえ「今」済ませることができます。「あの件どうなった?」とか「この件どうする?」と聞けばリアルタイムで返ってくるからです。「後で聞こう」と思って忘れてしまうこともありません。
もちろん、急ぎの用事でもないのに使う人も多数ですし、すぐにメールを書けば忘れてしまうこともありませんし、受け手の都合を考えなければ、ですが。
3.記録が残らない
これはちょっと穿った見方かもしれませんが。
通常は「言った言わない」にならないように、あるいは情報に正確を期すために、メールが最適であるはずのシーンで電話をしてくる人。馬鹿のフリして、実は記録に残っては都合が悪いからあえてそうしているのかも…?
考えすぎか。
以上です。
結論として、「発信側がIT音痴」かつ「発信側の時間コスト>>受け手の時間コスト」である限りにおいて、「なんでもかんでも電話」は正当化されるかもしれません。ゆえに高給高齢層の電話に辟易する薄給若年層という構図が日本全国で見られるわけですね。
さほど歳をくっていないのに「なんでもかんでも電話」な人もたまにいますね。ヤバさに早く気付いてほしいものです。
なお、対照を「メール」としましたが、長文以外は「LINE」がいいと思います。スピード感と、既読未読の別があるため。
電話の選択肢は既に無いわい。Lineが許されないような新たなインフラに追いつけない老害企業は淘汰され、新たに起業した若い企業が古い慣例を陳新代謝を促していくのだろう。
みんな、もっと積極的に起業して陳新代謝しようぜ。 https://t.co/vOEi6AyzFo
— 象税 (@omosiroiz) 2015, 11月 19
新陳代謝ね。
LINEのみならず、GoogleドキュメントやDropboxなどのツールを使いこなすだけのリテラシーを有する若者だけで構成されるチームで仕事とか楽しそうですよね。これらは「あくまでツール」なのはもちろんなんですが、便利な技術を使いこなせないどころか知りもしない恐竜と一緒に働くというのはなかなかにストレス。その先に行きたい…。
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