小児に用いられる抗アレルギー薬、アレジオンドライシロップ1%。
アレジオンドライシロップ1% 添付文書
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/650168_4490014R1021_1_10.pdf
用法・用量欄を見る限りでは投与は3歳からのように読み取れますが、実際には1歳から投与可能とのこと。
どういうことなのかDIに問い合わせてみました。
添付文書の”小児等への投与”欄より抜粋。
1.*低出生体重児、新生児、乳児に対する安全性は確立していない。[低出生体重児、新生児には使用経験がない。乳児には使用経験は少ない。「副作用」の項参照]
つまり、乳児(1歳未満)に該当しない幼児(1歳〜小学校就学)には投与可能ということ。
用量としては通常通り1日1回0.05g/kg(エピナスチン塩酸塩として0.5mg/kg)を使います。
用法・用量欄の”3歳以上7歳未満”及び”7歳以上”の記載を削除して”1歳以上の小児に対し〜”と追記する、あるいは”1歳以上3歳未満”の記載を追記するなりしないとわかりにくいのではないでしょうか?
よく知りませんが、添付文書の改訂ってコストかかりそうだしこういう細かいのは放置される運命なのかな(^^;
関連記事:アタラックスPシロップの小児用量