2013年5月8日水曜日

併売している医薬品は相見積もりの叩き合いをさせろ

併売品はせめて包装を合わせてほしいで書いた通り、製薬会社の”併売”に常日頃から否定的な意見を持っている私ですが、実は存在意義もあります。それは

相見積もりが可能になること


です。


例えばクラリチン錠。添付文書は以下。
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/170050_4490027F1022_2_13.pdf

MSDと塩野義の併売です。

クラリチン

外箱のデザインが違うので、通常はどちらかの商品のみを買い続けることになります。そこでもう一方のメーカーに、「○%で仕入れているんだけど、これより安くできるならおたくから買いますよ」と持ちかけてみてください。お互い悪い話ではありません。



医薬品の特許を所有している会社から見ればどちらでもいいわけですが、販売している会社から見れば自分の会社から買って欲しいところ。

ましてやいちMRから見ればどうでしょう?ゼロだった売上が立つわけですからこんないい話はありません。

そして、出してきた値引率を今買っているメーカーに告げる。
以下リピート。


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