ビタミンEには複数種類あることをご存知かと思います。
α-、β-、γ-、δ-トコフェロールの4種類ですね。抗酸化活性はα>β>γ>δの順で、ゆえにα-トコフェロール当量でもって摂取量などを計算する、とここまでは学校で習ったはず。
さらに、α-、β-、γ-、δ-トコトリエノールの4種類を含めて計8種類であり、それぞれの抗酸化活性は実は無視できないものがあるという説。トコフェロールの抗酸化活性は実はin vitroだとα<β<γ<δの順だが、他の抗酸化物質との相互作用で逆になる、などなど。
ネタはいろいろあるんですが、今回のお題はd体とdl体について。
参考リンク:
エーザイ ビタミンEには天然、天然型と合成がありますが、どのように違うのですか?
http://www.eisai.jp/health-care/faq/detail.php?nodeid=00130&faqid=1242126