2015年4月27日月曜日

患者からの規格外の要求にどこまで応えるべきか?


嚥下困難の患者に対し、錠剤しか存在しない医薬品を粉砕して散剤として調剤するのは薬剤師としての責任ですし、それが薬剤師の職能のひとつでもあります。

しかし、中にはおかしな要求をしてくる患者もいます。「一包化の必要性は薄いのに一包化してくれとゴネる」というレベルではなく、そもそも規格外の要求です。

私が遭遇したケースをいくつかご紹介します。

2015年4月24日金曜日

整腸剤の有名どころをまとめてみた

(画像引用元:日本乳酸菌学会

整腸剤ではなく整腸薬と言うべきでしょうか?下痢だけではなく便秘や、おならが臭いというような腸の不調全般に効果を発揮する整腸剤。

OTC(市販薬)も多数あり副作用もほぼないため、最も身近な医薬品といえるでしょう。お世話になっている人も多いはず。はい私です。

有名どころをまとめたのでどう違うのかざっくり復習しておきましょう。

2015年4月22日水曜日

私が新生銀行とサヨナラして決済口座をメガバンクにした理由


長らく決済口座(および生活防衛資金置き場)として新生銀行を利用していましたが、これをメガバンクに変更しました。

以前からメイン口座ないしメガバンクのサブ口座としてのオススメは、ダントツで住信SBIネット銀行、次点で新生銀行でしたが、このたび完全にランク外に。

新生銀行を辞めた、最初からずっと気になっていたこと3つと、きっかけとなった1つの理由は以下の通り。

2015年4月15日水曜日

緑内障治療の副作用でまつ毛が伸びる?グラッシュビスタ外用液


睫毛貧毛症(しょうもうひんもうしょう)、つまりまつ毛が貧しい人ですね。そんな病気アリかよという感じですが、これの治療薬であるグラッシュビスタ外用液剤0.03%5mLが2014年9月に発売されています。

グラッシュビスタ外用液剤0.03%5mL 添付文書pdf

「ホンマでっか!?TV」でも紹介されたようでご存知の方も多いと思いますが、これは緑内障治療薬であるルミガン点眼液(一般名:ビマトプロスト)の副作用を逆手にとった製品です。

ルミガン点眼液0.03% 添付文書pdf

2015年4月8日水曜日

疥癬治療薬イオウ・サリチル酸・チアントール軟膏は薬価収載されているのに保険請求できない件


疥癬の治療薬といえばストロメクトール錠が有名ですが、外用薬といえば何でしょう?

昨年夏に発売されたばかりのスミスリンローションと、駆虫作用は無くとも鎮痒作用を期待して処方されるオイラックスクリーム。これくらいですよね。

実は知る人ぞ知る薬として、イオウ・サリチル酸・チアントール軟膏というのがあります(正確にはありました)。ちょっと特殊な薬でして、ざっくりまとめました。


関連記事:スミスリンローション5% 2014年8月下旬に発売

2015年4月6日月曜日

プロペシアの後発医薬品、ファイザーより2015年4月6日に発売


本日4月6日、AGA(壮年性脱毛症)の治療薬であるプロペシアの後発医薬品(ジェネリック医薬品)、フィナステリド錠0.2mg/1mg「ファイザー」が発売されました。

フィナステリド錠0.2mg/1mg「ファイザー」 添付文書pdf

気になるポイントをまとめました。


関連記事:AGAに効くのはフィナステリド(プロペシア)だけじゃない、デュタステリド(アボルブ)も?

2015年4月3日金曜日

ニキビ治療薬の大本命ベピオゲル2.5%、2015年4月1日に発売


ニキビ治療の大本命、過酸化ベンゾイル(BPO)配合の医薬品がついに承認、発売となりました。正確には承認日が昨年2014年の12月26日、薬価収載日が2015年2月24日、発売日が2015年4月1日です。

ベピオゲル2.5% 添付文書pdf

期待された医薬品だけに、承認前後から既に話題になっていましたね。いよいよ発売です。ポイントをまとめました。