2012年4月29日日曜日

高額療養費制度現物給付化の適用範囲拡大

2012年の4月より、高額療養費制度の現物給付化の適用範囲が広がっています。
厚生労働省 高額な外来診療を受ける皆さまへ
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/kougaku_gairai/index.html

今までは入院患者に限り、窓口での支払いを自己負担限度額にとどめることができましたが、外来患者でもこれが可能になったとか。

患者にしてみればこれは便利なことです。後で返ってくるとはいえ、10万円を超えるような窓口負担は家計の資金繰りに影響するでしょう。最初から払わなくていいなら払わないに越したことはありません。

そこでふと気になったのは、例えば自己負担限度額80,000円の人が病院で50,000円、薬局で50,000円の窓口負担が発生した場合、支払いはどうなるのか?あるいは世帯合算はどうなるのか?これができるなら非常に便利!

2012年4月20日金曜日

一般名処方銘柄報告義務の怪

一般名処方が始まって早1ヶ月、薬局薬剤師のみなさま如何お過ごしでしょうか?
私の薬局では近隣の診療所からガンガン一般名処方がきており、薬剤師・事務共にだいぶ適応してきた感があります。

ところで、一般名記載の処方箋を受け付けて調剤した場合、どの銘柄を使ったか医療機関に報告する義務があるようです。

ソース:
処方せんに記載された医薬品の後発医薬品への変更について(PDF)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken15/dl/tuuchi1-4.pdf

P3の第7項に記載

2012年4月1日日曜日

一般名処方普及への第一歩

紙ベースお薬手帳普及策の愚で書いた通り、今回の改訂はお世辞にも素晴らしいものではなかったと思います。ただ、その中で少なからずよかった点もあるので取り上げます。

それは一般名処方です。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken15/dl/h24_01-06.pdf
上記P39参照

要は一般名処方を行うと、2点(20円)取れます。
(後発品が未発売の先発医薬品は除く)