2013年11月25日月曜日

医療費を自費で支払った後、保険者に請求する方法を実践してみた


医療費を自費で支払った後返金してもらう方法を実践する機会があったので、そのレポを。少し遠かったので出向くのが面倒だったこと、保険証の発行が間に合わなかったこと、試しに一度やってみようと思った事が動機です。

協会けんぽ(社保)、公費(こども医療)あり。この場合2STEPに分かれます。まずは健康保険分を請求し、それが振り込まれたのちに公費分を請求するという面倒な流れに。

公費がない一般的な成人の場合は、1だけでOKです。順番にいきます。


1.健康保険分を請求


医療費を自費で支払った後返金してもらう方法に従って申請書をカキカキ、領収書原本を添付して支部に郵送して待つこと約半月。無事審査に回ったようです…ひとつは。残りは返ってきました。まさかプライベートでも返戻再請求することになろうとは…

「医療機関に診療明細[レセプト写し]を作成してもらって添付してください」とのことで大層なテンプレも添付されていましたが、コレ要するに「領収書だけじゃダメよ、明細書も添付してね」ってことです。ひとつだけ通ったのは、その書式が領収書兼明細書だったから。

調剤明細書

こんなの持って行ったら十中八九、病院ないし薬局の人はテンパりますのでやめてあげてください(笑)書くにしても時間がかかりますし、明細書ならすぐ出ます。もし誤って廃棄ないし紛失した場合でも、明細書なら再発行が可能です。領収書を紛失した場合は諦めてください。

ということで、最初から申請書と領収書と明細書を添付していて、問題なければ以下のような振込通知書が届いて終了です。お疲れ様でした。


乳幼児医療などの公費持ちの人は、さらに2へ。


2.公費分を請求


今回はこども医療なので、残り2割分ですね。1で郵送した領収書は返って来ないので、領収書のコピーを取っておく事を忘れずに。

上記振込通知書、領収書のコピー、健康保険証&こども医療受給者証を持って、市役所のこども医療管轄窓口へ。印鑑もいるかも?

あとは窓口の人に聞きながら書類をカキカキすればOK。1ヶ月後くらいには振り込まれるはずです。お疲れ様でした。



なお、医療機関窓口で100%ではなく、消費税込みの105%取られることもあります。この場合、健康保険から80%返金、市役所(こども医療)から20%返金、残り5%は返ってきません。

自費調剤は課税売上になるので処理としては正しい。医療機関は悪くありません。いわゆる益税というやつですね。これを取り返したいなら必ず医療機関の窓口での返金手続きを。


結論:自費返金は可及的速やかに医療機関に持参しましょう



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