「通話はガラケー、その他機能を7インチタブレット(あるいはiPod touch)で」
という人もいるみたいです。
私もこれはアリだなと思う反面、少し問題もあります。
1.アドレス帳の同期ができない
ガラケーのアドレス帳の保存は本体もしくはSIMですが、これは完全に独立していて、タブレットやPCとアドレス帳の共有ができません。
スマホやタブレットのアドレス帳はGoogleアカウントで管理されていて、PCorスマホorタブレットのどれでも編集可能。編集内容は即座に反映、自動で同期されるので編集は1回でOK。
しかしガラケーには同期されません。ローカル保存の離れ小島。まさにガラパゴス。「じゃあ2回編集すればいい」と思っていても、そのうち面倒になってアドレス帳の不一致が発生すること間違いなし。
「タブレットでメール送ろうとしたのにガラケーにしかメルアドが入っていなかった。」「ガラケーで電話かけようとしたのにこっちには電話番号入れてなかった。」
うーん、考えただけでイライラしますね(笑)
2.通信手段はどうするのか?
ガラケーは電話回線で通話し、3GでMMS(キャリアメール)を飛ばす。
さて、タブレットはどうやって通信しましょうか…?
3Gモデルのタブレットを買うと、結局通信費が発生してしまってスマホと同じ。となるとWiFiですが、自宅はいいとして、問題は外出時。
無料で使いたいならスタバWiFiとかになりますが、セキュリティにやや不安ありですし、場所が限られてしまいます。
ケータイキャリアのWiFiスポットは各キャリアのスマホからしか接続できません。意味ないですね。
これはもうWiMAXか…?いや、そうなるともうスマホでいいよね。
関連記事:WiMAXで通信費削減
3.通話機能はいずれアプリの一部になる
まだちょっと時期尚早ですが、将来的に電話がなくなるのは間違いありません。見えない人には見えませんが、既にその兆候はあります。
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いずれ固定電話がなくなるか、固定電話に発信できるアプリが無料で提供されるのは間違いありません。となると、通話機能にこだわってガラケーを使い続ける理由なんてありません。というか、スマホでも問題なく通話できますよ。
以上の理由により、私は”ガラケー&タブレット”というスタイルはおすすめしません。
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