2017年5月8日月曜日

認定薬剤師の取得と維持に必要な期間ごとの単位数


2016年4月より認定薬剤師が基準調剤加算の算定要件のひとつとなり、その経過措置期間がつい先月の4月に終了となりましたが、みなさん既に取得されましたか?私は昨年末のラスト4日で計60時間のeラーニング受講という荒業でなんとか間に合わせました。

つぎは認定薬剤師の資格を維持する必要があるので、備忘録がてら条件をまとめておきました。ついでに取得も。

誰かの参考になれば幸いです。



認定薬剤師の取得


(引用元:研修認定薬剤師になるには

思い立ったらまず研修手帳を入手してください。おそらく勤務している会社で一括して取り寄せているはずなので配布してもらいましょう。

そして研修受講シールを集めます。おそらくほとんどの人は一気に終わらせるかと思うので、4年以内とか毎年最低5単位とかは無視し、「40単位必要」という事実のみ押さえておきましょう。

集め終わったら研修手帳にシールを貼り、内容を記載し、研修センターに手数料を振り込んで手帳を郵送します。

研修手帳や認定手数料、eラーニングの費用など、自腹か会社負担かは会社によると思います。上司(社長?)と相談しましょう。私個人的には、すべて会社負担であるべきと思います。



認定薬剤師の維持


さて、取得が完了したら今度は維持に必要な条件をチェックしておきましょう。


認定を取得した後は、3年毎に更新を受ける事になります。この3年間では30単位以上(各年5単位以上)の取得が必要です。
(引用元:認定薬剤師になるには

つまり、3年で、毎年5単位以上計30単位取得する必要があります。毎年10単位ずつ取得するか、5単位-5単位-20単位といきましょう。

なお、1月〜12月の”年”や、4月〜3月の”年度”ではなく、申請から次の申請までの”期”が区切りになっています。


ただ、注意しないといけないのは

集合研修:1単位/1.5時間、1-4単位/1日(ただし、6単位/2日、9単位/3日まで)
(引用元:認定薬剤師になるには

新規申請のときと違い、維持の場合は一日あたりに取得できる単位数に制限があるようです。期末ギリに慌てても手遅れになるかも?計画的にいきましょう。



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