はい、小学生男子的なお遊び記事です。
軽く読み飛ばしてください(笑)
結論から書いてしまうとウソです。「蜂の毒にアンモニアが効く」ということ自体ウソですし、そもそも尿にアンモニアは含まれていません。
まず、尿の成分は98%が水であり、2%が尿素です(その他微量物質は割愛)。タンパク質由来のN(窒素)は代謝過程でアンモニアになりますが、これは有害なのでこのままにはしておけません。ほ乳類では最終的に無害な尿素に代謝され、排泄されます。
また、「尿は汚い」と思っている人は多いですが、もし尿が汚ければ人類は膀胱炎で滅亡しているはず。尿は血液を濾過したもので、排泄直後は無菌状態のきれいなものなのです。
尿中にわずかに含まれる尿素が時間経過に伴って微生物によって分解され、アンモニアになって悪臭を放つ、という流れです。
もし「蜂にさされたらアンモニアだ!尿だ!」と固く信じている人は、しばらく静置した尿を使うのが正解でしょう(笑)