2013年5月10日金曜日

薬歴の字は読める範囲で汚く書いてOK

私はあまり字が奇麗な方ではありません。目指しているのはパソコン字、つまり無難に読める字。書道をやっていたという人の奇麗な字が正直うらやましいです。

字は性格が出るといいます。昔は「そんなバカな」と思っていましたが、確かに一理あるかもと今なら思います。

しかし、「薬歴の字が汚い」ということに関してはちょっと反論させてください(笑)


そもそも薬歴を書く理由って何でしょう?

1.法律で決まっているから

2.患者情報の記録と伝達



このふたつですね。

1を満たすには「書けばいい」、2を満たすには「読めればいい」。
奇麗に書くかどうかはプラスアルファです。

ゆえに忙しい店舗の場合、奇麗に書いている場合ではありません。とっとと終わらせて次の仕事にかかる必要があるのですから。


私の狭い経験上ですが、仕事のできる薬剤師はだいたい薬歴の字が汚い。意識してか無意識かはさておき仕事のポイントを理解しているんでしょう。「必要な内容を」「判読可能な文字で」書けばOK。


仕事の価値=成果/かかった時間や労力



「医師の字は汚い」というのも有名な話ですが、上記を踏まえるとそれも当然。彼らは自分の時間給をよく理解しているようです。もっとも、判読不可能なレベルにまでいってしまっている例が散見されますが(^^;

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以前勤めていた大手では電子薬歴が導入されていたので嬉々としてキーボードをバシバシ叩いておりましたが、今勤めているのは中小、紙薬歴なんですよね。。。もっとも、レセコン会社がぼりすぎというのもあります。

クラウド医療システムが全国的に導入されればこれも解決しますね。当然電子薬歴の機能も併せ持つので、医師のカルテと並んで薬剤師の薬歴もクラウドで運用。コストをケチるべくせっせと紙薬歴を運用しなくてもいいし、レセコン会社も小さい市場に非効率なコストをかけなくて済みます。

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